タンス預金
こんにちは。
菅野 ゆずるです。
あなたの家にタンス預金はありますか?
タンス預金とは、
銀行ではなく、家の中で保管しておく現金のことをいいますが、
実は今、日本人のタンス預金額は過去最高額となっているんです。
しかし、なぜ過去最高額となったのでしょうか?
これを見てください。
これは、
2020年末時点の個人の金融資産残高を示した日銀の統計ですが、
前年末と比べると、
2.9%増えて1,948兆円となり過去最高となりました。
なぜ、これだけ増えたか
と言うと、政府が支給した1人10万円の特別定額給付金が消費ではなく、現金や預金に回ったからです。
それによって、
家計の現金・預金残高も4.8%増の1,056兆円となっています。
そして、その現金・預金がどこで保管されているかと言うと…
そうです。
「タンス預金」なんです。
実際、高齢者を中心としたタンス預金額は、前年と比べると、5.2%増えて、過去最高額になっています。
その額は101兆円。
つまり、消費の減少や特別定額給付金によって、「タンス預金」に回るお金が増えたと考えられます。
日本人はまだまだ現金・預金でお金を持つ人が多いようです。
「貯蓄から投資へ」
と掲げられた18年前のスローガンも、まだまだ日本には普及していません。
では、このようにタンス預金を続けているとどうなるでしょうか?
これは、以前から言われていることですが、
日本人は、金融資産の50%以上を現金か銀行預金で持っている一方で、
アメリカ人は、金融資産の50%以上を株式などの投資で持っています。
その結果、25年間で、
日本人の個人金融資産は1.5倍しか増えていないにも関わらず、
アメリカ人は資産を4倍にもしているんです。
投資をすれば、少なくともそのお金が市場に流れ、企業の設備投資になり、
従業員の給料になり、経済成長につながりますが、タンスにため込んでいても何も生まれません!
もしあなたが、
まだ現金か銀行預金でお金を持っているなら…
まずは、少ない資金から投資を始めてみませんか?
私もやっている不動産投資なら、銀行からの融資でフルローンも可能なので、少ない資金からでも始めることができます。
タンス預金はお金を生んでくれませんが、不動産投資は家賃収入としてお金を生んでくれます。
しかも、自分自身が働かなくても、です。
特に他の投資と違って、安定的なミドルリターンを狙えますし、資産がゼロになることも基本ありません。
不動産から投資を始めて、
アメリカ人のように資産を増やしていくのか
それとも、このままタンス預金を続けるのか…
あなたはどちらを選びますか?