FIREっていくら必要?
最近よく聞くFIRE。
実際に達成するために…
どのくらいのお金があればいいと思いますか?
5,000万、1億、2億円?
なかなか想像もつかないかもしれませんが
そのキーワードになるのが「4%ルール」です。
これはカンタンに言うと
①資産運用で4%以上の利回り
②支出を資産全体の4%未満におさえる
この2つを続けていけば、
毎年の収入>毎年の支出
になり、FIREが達成できるというものです。
つまり、一度、年間支出の25倍まで資産を増やすことができれば、
あとはそれを年利4%以上で運用できればいいということです!
では、この4%ルールを使って必要な資産額を計算してみましょう。
【ケース】
・夫婦2人
・支出:月33万円(年400万円)
この25倍なので、約1億円の資産が必要ということですね。
簡単に計算できましたね(^^)
このように毎年いくらの支出があるのかわかれば、あとは「×25する」だけ。
これだけで、あなたがFIREするのに必要な資産額がわかります。
こうやって目指すゴールがわかると、
・ゴールまであとどれくらいなのか?
・今のままで達成できるのか?
・どんな資産形成をすればいいのか?
も見えてきますよね。
例えば、あなたの毎年の支出額が400万円で
今、メガバンクに500万円の貯金をしている場合。
まず、1億円がゴールなので残り9.500万円が必要だということがわかります。
そしてメガバンクの普通預金の金利は0.001%なので
500万円預けても、毎年増えるのはたった5000円。
そのまま追加でお金を預けない場合、1億円になるまでには、約3,000年かかります。
人生100年時代とはいえ、流石に今から3,000年は生きれないですし
「これじゃ足りない」ということが数字で明らかになりますね!
かと言って10年後500万円だけを元手に
FIREしたいなら、毎年平均35%の利回りを達成し続けないといけません。
(*複利運用した場合のシミュレーションです)
これもなかなか大変ですよね^^;
であれば、不動産投資のように
融資を受けて元手を増やす。
そうやって
「現実的な利回りの範囲で資産形成をしていこう!」
そんな判断ができます。
例えば1,500万円融資を受けることができれば、
毎年平均利回り17%でよくなります。
(*複利運用した場合のシミュレーションです)
さらに不動産投資の場合、家賃収入だけでなく
売却益も狙えますからじゅうぶん現実的な範囲です
もしくは毎年の支出を見直して、
ゴールの資産額を設定し直すこともできますよね。
例えば、毎年100万円の支出を抑えれば、
FIREに必要な資産額は7,500万円に。
1億円から2,500万円も減らすことができました。
こんな風にゴールを設定することで、
いろんなことが見えてくるんです。
もちろんこの4%ルールはあくまで一つの考え方です。
でも、こんな風に、ゴールを決めて考えてみると、
あなたが今やるべきことも見えてくるでしょう!
逆にゴールがないと、
そもそも判断ができないので
今あなたが資産形成に踏み出せていなくても
無理はないのかなと思います。
なので、是非この機会に「4%ルール」を参考にざっくりと資産形成のゴールを定めて、
あなたが望む将来のための資産形成への着実な一歩を
踏み出していってくださいね。