プレゼント
こんにちは。
菅野 ゆずるです。
突然ですが、
最近あなたは、誰かにプレゼントを贈りましたか?
奥さん、ご両親、お子さんなど…
もし、あなたが、
「そういえば誰にもあげていないな」と思ったら、ぜひ最後まで読んでください。
なぜなら、実は知らない間に「損」をしているかもしれないからです…
ラッセル・H・グレンジャーの著作、
「Yes!」を引き出す7つのトリガー説得の科学」では、
人を動かすための、7つのトリガーが紹介されています。
その中には「友情」や「権威」「一貫性」など様々なトリガーが紹介されているのですが…
その中の一つに「交換」というものがあります。
これはどういうものかと言うと…
「ギブアンドテイク」という言葉を、あなたも一度は聞いたことがありませんか?
人は、昔からモノやサービス、情報まで「贈って(ギブ)贈られて(テイク)の関係をつくってきました。
これは、人に何かを贈られると、たとえ無料だったとしても、それをもらった相手は、
何らかの恩義、負債、「貸し」を感じてそれを返そうと思うわけです。
あなたも、仮に欲しかったものでなくても、自分に何かプレゼントしてくれた人には、お返ししたくなりませんか?
しかもそれはきっと、
相手がくれたものより「良いもの」を返さないといけないと思うのではないでしょうか?
つまり、「貸し」を作れば、その「お返し」が何倍にもなって返ってくることがあるということです。
「与える」というのは相手に動いてもらう、しかも期待以上に動いてもらうことができる、そんな行為なんです。
たとえ、与えたものに対してすぐに「見返り」がなかったとしても、
自分が思い通りに使える「貸し」をため込んでいるのだと思えばいいだけです。
ロバート・キヨサキも、このように言っています。
「あなたが与えるものが、あなたの得るもの」と。
では、「与える」というこの強力な切り札を不動産投資で考えてみるとどうでしょうか?
例えば、
- 取引をする相手、大家さん、
- 部屋を借りる賃借人、仲介する不動産会社、
- 融資してくれる銀行の職員
このような方々と実際に会う機会があるなら、
その前に、その人に渡すことができる物やサービス、
情報などを網羅したリストを書いてみましょう!
取引する相手が、どんな贈り物なら喜んでくれて、
その人からの「お返し」を引き出す事ができるのか。
「貸し」はひとたび認識されると、
他のどんな手段でもなし得ない結果をもたらしてくれることがあります。
「あなたが与えるものが、あなたの得るもの」
不動産投資を有利に進めるために、決して忘れてはいけない大事なマインドです。