決断

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決断

質問です。

あなたは

「今日は何を食べよう」
「どんな服を着ていこう」
「これを買おうかな」

などこのような決断を

私たちは毎日
何回しているか

知っていますか?

100回くらいでしょうか?

もっと多くて1,000回、1万回
は決断をしているでしょうか?

実はどれも全然違います。

ケンブリッジ大学のBarbara Sahakian教授の調査によると…

その数なんと…

最大35,000回。

例えば、コーネル大学のWansinkとSobalが行った調査によると、
私たちが「何を食べるか」「どこで食べるか」など
食事に関することだけで毎日2,267回も決断していることがわかっています。

常に食事のことばかりを考えているわけではないのに、
毎日2,000回以上も決断しているんです。

忙しい現代人である私たちにはそれ以外にも…

・どんな言葉を使って伝えるか
・ビジネスにおいてどの判断をすれば適切か
・何時までに寝ないといけないか…

などなど、他にも沢山のことを考えているので、
それらを合わせると35,000回にも及ぶというわけです。

これだけ決断する回数が増えると、
あなたの脳はその分、どんどん疲弊していってしまいます。

全てが意識的に行なっているわけではないとはいえ、

情報の整理

比較

検討

これらをへて、ようやく決断をするわけですから、
知らない間に脳は使われて疲弊するんです。

そして、最後には考えるのが面倒くさくなったり、
衝動買いをしてしまうことに繋がってしまいます。

この現象を「決断疲れ」というのですが、
あなたも体感したことがあるかと思います。

例えば、ダイエット中…

朝は、小食で抑えられていたのに

夜になるとついついコンビニで
夜食を買ってしまう…

思い当たる節があるかもしれません。

では、そうならないために
私たちはどうすれば良いのでしょうか?

よく言われるのは

決断の回数を減らしてしまえばいい

ということ。

そうすれば決断疲れを起こさず、
もしあなたに大事なことが起こった時でも、
決断する余力を残しておくことができます。

例えば、スティーブ・ジョブスや
マーク・ザッカーバーグのように
同じ服を着るようにすること。

スティーブ・ジョブズといえば黒のタートルネック
マーク・ザッカーバーグといえばグレーのTシャツ

ですね。

このように決断をしなくていいように
選択肢を無くしてしまえば、
決断疲れにならなくてすみます。

他にも…

・食べるご飯を固定化したり
・普段いくお店を一つに絞ったり
・家からものを捨ててミニマリストになったり

やろうと思えばいくらでもあります。

しかしこんなことをするのはとても退屈に感じてしまうのではないでしょうか?

・毎日同じ服
・毎日同じ料理
・毎日同じことの繰り返し

続けるのはなかなか難しいですよね^^;

そこでおすすめしたいのが、

迷っていることを小さくてもいいからやってみることです。

あなたには今、やってみたいなと思いつつやれていないことはありませんか?

それは旅行といった趣味かもしれませんし
転職や副業、起業といったビジネスに関することかもしれませんし、
不動産投資をはじめとした資産形成かもしれません。

こういったやりたいことを迷っている場合、

「やろうかな…」
「どうしようかな…」
「やっぱりやめておこうかな…」

と何度何度もあなたの頭の中でぐるぐる回り
毎日小さな決断をしてしまっています。

例えば、すでに投資を始めている人の話を聞いた時、
「いいな」と思ってやるかやらないか悩んだ経験があなたにもあるかと思います。

それが何度も何度も、毎日起こってしまうわけです。

そうなるとどうなるか?

いつの間にか脳が疲れてしまって、いざという時に思い切った決断ができなくなります。

だから、迷っているなら小さくやってみる。

そうすることで小さな決断をすることが減り、

さらに、小さくやってみることで、もし合わなかったら
すぐに引き返せますし、実際にやってみたことで
納得感を持って「やめる」決断ができる。

「自分には合わなかった」と
自信を持って言える。

そしてもし上手くいけば
迷わずそこからさらに進めます。

ぜひ、今迷っていることを決断して
いい決断ができるようにしてくださいね(^^)

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