お金の授業:No20「資産からキャッシュフローを得るために」
前回の動画で、投資には4種類の資産があることをお話しした。
① ビジネス ② 不動産 ③ ペーパーアセット(株式、債券、貯蓄、投資信託など) ④ コモディティ(金、銀、石油など)
自分にとってどの種類の資産が最適なのか、自分がどの種類の資産に最も興味を引かれているのかがわかった人には、自分のお金を投資する前に、その資産について学ぶために自分の時間を投資することを勧める。
なぜこんなことを言うかと言うと、あなたを金持ちにするのは資産そのものではないからだ。どの種類の資産に投資しようがお金を失う可能性はある。あなたを金持ちにするものは、それぞれの資産についてのあなた自身の知識だ。あなたの頭脳こそがあなたにとって最大の資産であることを決して忘れてはならない。
それぞれの種類の資産にはそれぞれの専門用語がある。
例えば不動産投資家はよくキャップレート(還元利回り)とかNOI(純営業利益)と言った言葉を使うが、株式投資家はPER(株価収益率)とかEBIDA(払い税金償却前利益)と言った言葉を使う。資産の種類によって独自の言葉が使われる。幸いなことに、それぞれの言葉を理解していけばあなたも同じ言葉を話せるようになるので、それによって投資のリターンを増やし、リスクを減らすことができる。
書籍『金持ち父さんの大金持ちの陰謀』より
最初は聞き慣れない言葉に苦労するかもしれないが、英単語を知らないと英語が話せないのと同じように、投資においても必要な言葉を知らない限りそこからお金を得ることはできない。
しかし、あなたが興味のある投資について学んでいけば必ず身に付けることができるので安心して欲しい。