あなたに最適な資産を知る〜お金の授業No.19〜

あなたに最適な資産を知る〜お金の授業No.19〜

お金の授業:No19「あなたに最適な資産を知る」

投資には4種類の資産がある。

① ビジネス ② 不動産 ③ ペーパーアセット(株式、債券、貯蓄、投資信託など) ④ コモディティ(金、銀、石油など)

それぞれの資産の長所と短所を紹介するので、自分にとってどの種類の資産が最適なのか、自分がどの種類の資産に最も興味を惹かれるかを考えて欲しい。

① ビジネス
(長所)ビジネスは最強の資産だ。ビジネスを所有すれば、税の優遇を受けられるし、あなたのキャッシュフローを増やすのに他人の時間と言うレバレッジを使える上に、事業の運営をコントロールできる。
(短所)ビジネスは人手集約的な資産の為、ビジネスを成功させるには、チームとして働いてくれる有能な人材を集めるだけでなく、そうした人々を管理するスキルやリーダーシップのスキルが不可欠になる。

② 不動産
(長所)不動産は高いリターンが望める。銀行からの融資などの資金調達のレバレッジが使えるし、減価償却といった税制上の優遇措置も受けられる。物件がきちんと管理されていれば継続的なキャッシュフローが得られる。
(短所)不動産は管理集約的な資産で流動性に乏しく、管理の仕方を間違えると費用が膨れ上がる恐れがある。不動産は、ビジネスに対で高いレベルのファイナンシャルインテリジェンスが要求される資産だ。

③ ペーパーアセット
(長所)ペーパーアセットは簡単に投資できる。流動性が非常に高く、株式を数株買うといったごく小さなところから投資を始めることが可能で、他の種類の資産に比べれば元手が少なく済む。
(短所)流動性の高い投資の問題点は、一度現金が市場から流れ出すと、売るのが間に合わなかった場合、お金を失うのも非常に早いと言うことだ。

④ コモディティ
(長所)インフレに対する良いリスクヘッジまたは防衛策になる。これは今のように国がたくさんのお金を刷っているときは重要になる。
(短所)コモディティは物理的な資産なので、適切な状態で保管し、保安のためにセキュリティーシステムを導入しておくことが必要になる。


書籍『金持ち父さんの大金持ちの陰謀』より

あなたはどの資産に興味があるだろうか。
次の動画では、その資産からキャッシュローを得るために必要なことを話そう。

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