金持ちになる道「金持ちになるために支払うべき対価」|投資家コースNo.16-1【金持ち父さん貧乏父さん】

金持ちになる道「金持ちになるために支払うべき対価」|投資家コースNo.16-1【金持ち父さん貧乏父さん】

投資家コース:No16-1「金持ちになるために支払うべき対価」
~金持ちになる道~

金持ち父さんは、金持ちになる道はたくさんあり、それぞれに支払わなければならない代価があるとよく私に話してくれた。

  • お金を目当てに結婚して金持ちになる道
    愛してもいない相手と一生過ごすなんて、これはとても高い代価だ。
  • 詐欺師ペテン師、犯罪者になって金持ちになる道
    法律を破らずに金持ちになるのはとても簡単だ。スリルが楽しくてたまらないのでない限り、わざわざ法律を破って、刑務所送りになる危険を犯したいなんて思う人の気が知れない。
  • 遺産を相続して金持ちになる道
    自分自身の富を作り出すかどうかは本人次第だ。遺産を相続できることを夢見るのは構わないが、その夢が叶う保証はない。
  • 宝くじを当てて金持ちになる道
    たまに宝くじを買うのは結構だ。だが、宝くじに当たることをあてにして、それに自分の将来の経済状態を預けるのは、愚か者のプランとしか言いようがない。たとえ当たったとしても、ありあまるお金をどう扱ったらいいか、ちゃんとしたプランを持っていない人は、また貧乏な状態に逆戻りしてしまうのがオチだ。
  • 映画スター、ロックスター、スポーツ選手など、ある分野で傑出した人間になる事で金持ちになる道
    金持ち父さんはこう言っていた。「私は頭も良くないし、才能もない、顔がいいわけでもないし、人を楽しませる特別な技術を持っているわけでもない。だから、そういったことで一流になって金持ちになるのは、私にとっては現実的じゃない」
  • 欲張りになって金持ちになる道
    欲張りであることの代価は、自分が欲しいものを持ち続けるために、さらに一生懸命に働かなければならないことだ。お金が欲しければ、まずお金を他人に与える。欲張りな人にとっては、握っている拳を開くこと、つまり財布の口を開くことが非常に難しいことがよくある。
  • ケチになって金持ちになる道
    ケチになって金持ちになった場合の問題は、金持ちになった後もケチが治るわけではないことだ。人間は金持ちでしみったれている人をひどく嫌う。貧しい生活をして貧しいまま死ぬのは悲劇だが、貧しい暮らしをして金を持ったまま死ぬのは全く馬鹿げている。
    ケチであることと倹約する事は違う。本当に金持ちになりたかったら、倹約すべき時と、気前よくすべき時と知る必要がある。問題は、ケチになる事しか知らない人が多すぎることだ。金持ち父さんにとって、お金の面で頭がいいというのは、倹約すべき時と、そうすべきではない時を知っていることも意味していた。
    あなたは、これらの道を選びたいとは思わないだろう。このような道を選んだら、仮にお金が手に入っても幸せではない。

    では、どのような道を選ぶのが良いか?それは次の動画で話そう。

書籍『金持ち父さんの投資ガイド 入門編』より

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