投資家コース:No12-4「投資の7つの基本ルール」
~投資に必要なお金を手に入れよう~
これまで投資についての基本ルール7つのうちの5つ
基本ルール1:自分がどんな収入のために働いているか自覚する
基本ルール2:勤労所得を出来る限り効率よくポートフォリオ所得あるいは不労所得に変える
基本ルール3:勤労所得の安全を確保する
基本ルール4:投資家自身が資産になる
基本ルール5:あらゆる事態に対して準備する
についてお話しした。
基本ルール6:必要なお金を手に入れる
投資に対する準備、つまり教育と経験を積んでいて、良い投資のチャンスが巡ってきたとする。この投資にあたっては当然お金が必要になる。
あなたは、「そんなお金はどこにあるんだ?結局は、お金を持っていないと投資ができないじゃないか!」と思うかもしれない。でも、そんなことはない。必要なお金は、お金の方があなたを見つけるか、あなたがお金を見つけるかして手に入る。
あなたが投資家として準備ができていて、それが良い投資なら、別の投資家がお金を出してくれる場合もあるし、銀行が貸してくれる場合もある。本当に良い投資なら、誰もが一枚噛みたいと思うのが人間だからだ。
あなたが投資の教育と経験を積んで良い投資家になりさえすれば、十分な投資のお金を持っていなくても、お金を集めることができるようになる。少ない元手で、大きなリターンを得ることができるようになるということだ。それが金持ちが、益々、金持ちになる理由だ。
金持ち父さんはこのように言う。
「投資家の1番の仕事は、自分のお金の安全を確保することだ。次のステップは、そのお金をキャッシュフローあるいはキャピタルゲインに変えるために全力を尽くすことだ。その時に、君あるいは君がお金を託した人間が、その証券を資産に変えることができるか、あるいは負債に変えてしまうかがわかる。繰り返すが、必ずしも投資自体が安全だったり危険だったりするわけではない。問題は投資家だ。」
さて、いよいよ次が「投資の7つの基本ルール」の最後だ。
書籍『金持ち父さんの投資ガイド 入門編』より