投資家コースNo12-5「投資の7つの基本ルール」〜バカらしいほど単純に〜

投資家コースNo12-5「投資の7つの基本ルール」〜バカらしいほど単純に〜

投資家コース:No12-5「投資の7つの基本ルール」
~バカらしいほど単純に~

これまで投資についての基本ルール7つのうちの6つ
基本ルール1:自分がどんな収入のために働いているか自覚する
基本ルール2:勤労所得を出来る限り効率よくポートフォリオ所得あるいは不労所得に変える
基本ルール3:勤労所得の安全を確保する
基本ルール4:投資家自身が資産になる
基本ルール5:あらゆる事態に対して準備する
基本ルール6:必要なお金を手に入れる

までを話してきた。

いよいよ最後の7番目のルールを話そう。
基本ルール7:リスクとリワードを評価する
自分でリスク(危険)とリワード(見返り)を評価できる能力を身に付けるということだ。

これは安心と快適さを求めるための投資プランがちゃんと軌道に乗った後に必要になるルールだ。もちろん、安心と快適さを求めるレベルの投資でも、リスクとリワードを評価するのは重要だが、これらのレベルと投資家レベルでは、その大きさ、重要性が格段に違う。

つまり最初に用意したお金が順調に増えて、金持ちレベルの投資に足を踏み入れると、もっと投機的なものに投資することができるようになる。投機的な投資は、一般的にリスクが高くリワードが大きいと言われるが、リスクが高く、リワードが小さいものもたくさんある。このようなものに投資したら、一瞬で資金を失ってしまう。だから、投機的な投資をする場合には、リスクとリワードを正しく評価できる能力が重要になるのだ。

それなのに、まず最初にしっかりとした金銭的土台を築かずに、金持ちレベルの投資に投資したがる人が実にたくさんいる。金持ちレベルで投資したがる人は、お金に困っているから、そして多くの場合お金をひどく必要としているからそうする。そういう人に限って、リスクが高く、リワードの低い投機的投資に手を出してしまう。当たり前のことだが既に金持ちでない限りは金持ちレベルの投資は勧めない。

金持ち父さんは次のように言う。

「物事がKISS(Keep It Simple, Silly)、馬鹿らしいほど単純な方式に当てはまらなったら、それはリスクが高いと思っていい。誰かがある投資について2分以内で説明して君にわからせることができなかったら、君に理解するだけの能力がないか、その誰かがわかっていないか、あるいは2人とも理解できていないかのどれかだ。いずれにしても、その投資はやめたほうがいい。」

あなたが投資の基本を学べば学ぶほど、リスクを減らす一方でより多くのお金を儲けることができる。たいていの人にとって一番難しいのは自分の時間を投資することだ。

ぜひ、この動画を参考に学び続けて欲しい。

投資家レッスン12

金持ちレベルの投資をするつもりがあるとして、あなたは金持ち父さんが3つのEと呼んでいる次の3つのものを手に入れるために努力する気があるか?
教育(Education)
経験(Experience)
あり余るお金(Excessive cash)

Yes or No

これで「投資の7つの基本ルール」の話は終わりだ。

次の動画では「投資家コースNo.13 ファイナンシャル・リテラシーがリスクを減らす」について話そう。

書籍『金持ち父さんの投資ガイド 入門編』より

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