投資が危険ではない理由 -投資は危険か?- 〜投資は危険か?〜

投資が危険ではない理由 -投資は危険か?- 〜投資は危険か?〜

投資家コース:No10-1「投資が危険ではない理由」
~投資は危険か?~

あなたは投資は危険だと思うだろうか?

もちろん投資にはリスクがある。でも、人生には投資以外にもたくさんのリスクが存在する。

例えば、車の運転だってリスクがある。車の運転を学び、車のメンテナンスを行い、最近では運転をサポートする機能をつけたりすることで、リスクを下げることができる。これは投資でも同じだ。リスクの低い投資は可能だ。

つまり、人が投資が危険だという場合には、次のような理由がある。

一つ目は、投資を行うための訓練を受けていないからだ。投資について学ばないのに、投資のリスクを減らすことはできない。投資を学ばずに投資をしてお金を儲けようとするから、大切なお金を失ってしまい、「投資は危険だ」という。

二つ目は、コントロール能力が不足しているか、あるいはコントロールを失っているからだ。

金持ち父さんはよくこんな例を使った。「車を運転するのにはリスクが伴う。だがハンドルから手を離して車を運転をするのはリスクが伴うどころか、本当に危険だ。投資となると、大抵の人はハンドルから手を離して運転している。」

投資について学んだだけではダメだ。その知識を使って自分の投資をコントロールしないといけない。自分の車に運転をサポートする機能がついているかと言っても、うっかりスイッチを切っていては何の意味もない。逆に、多少乱暴な運転をしても大丈夫だと誤解して運転していたら大変な目に合ってしまう。

三つ目は、たいていの人が内側からではなく外側から投資をしているからだ。

私たちは、本当に良い取引をしたいと思ったら内側にいなくてはならないことを本能的に知っている。クワドラントの左側にいる人たち、つまりE(従業員)とS(自営業者)は普通、外側から投資することになる。一方、右側のB(ビジネスオーナー)とI(投資家)は外側からだけではなく内側からも投資することができる。

これは決して、違法なインサイダー投資のことを言っているのではない。現在のような情報時代においては、情報は瞬時に広まる。問題は、その情報を自分にとって有用な情報か否か、その情報の意味するところ、その情報がもたらす影響を判断して投資に活かせることができるかどうかということだ。

これについては、もう少し解説が必要だろう。

次の動画で、それについて詳しくお話ししよう。

書籍『金持ち父さんの投資ガイド 入門編』より

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