投資家コース:No5 番外編「投資の言葉のトリビア」 これまで、投資に関する言葉の重要性についての話をしてきたので、ここで投資に関する言葉の豆知識を紹介しよう。 「抵当、住宅ローン」を英語ではモーゲージ(mortgage)と言う。この言葉はフランス語で「死」意味する「mort」から発生している。つまり、モーゲージは「死ぬまで続く取り決め」と言う意味だ。35年もの住宅ローンなどは「死ぬまで続く取り決…
投資家コース:No5「言葉が人を金持ちにする」 あなたは、人が「お金を作るためにはお金が必要だ」と言うのを耳にしたことがあるだろうか? お金を作るのにお金が必要だと言う考え方は、世の中で最悪の考え方の1つだ。お金を作るのにお金は必要ない。必要なのは、誰もが利用できるもの、お金なんかよりもっとずっと安く手に入れられるものだ。 あなたは、それはなんだと思うだろうか? 必要なのは「言葉」だ。金持ちとそう…
投資家コース:No4「投資はプランだ」 金持ち父さんから学んだ教えのうち、最も重要な教えの1つを紹介しよう。それは、「投資はプランであり、商品でも手法でもない」ということだ。投資はとても個人的なプランなのだ。 世の中にはたくさんの異なる投資商品や投資手法がある。なぜなら、たくさんの違ったニーズを持った、たくさんの違った人がいるからだ。 投資商品あるいは投資手法はあなたを今の経済状態から、将来あなた…
投資家コース:No3「なぜ投資はわかりにくいのか?」 ほとんどの人が「投資は分かりにくい」と言う。投資の話がわかりにくいのは、それがとても大きなテーマだからだ。 例えば、投資は人によって意味するものが違う 人が違えば投資対象も違う 大きな家族を持つことに投資する人もいる。広い意味で家族が大きいと、ある意味で、歳をとった時に世話をしてもらえる保証となる。 良い教育、仕事による安定、会社の福利厚生に投…
投資家コース:No2「コインの裏表を見る」 金持ち父さんと貧乏父さんの最大の違いは2人が『見ている世界』にあった。貧乏父さんはいつも、『お金が十分にない世界』を見ていた。一方金持ち父さんは『お金があり余っている世界』を見ることができた。 あなたも、突然金持ちになった人が、また突然に貧乏になってしまうことを聞いたことがあるかもしれない。例えば遺産を相続したり、ラスベガスや宝くじで大当たりをした人の多…
投資家コース:No1「道を選ぶ」 今、投資用のお金をほとんど持っていない人も、たっぷり持っている人も、あるいは投資についてほんの少ししか知らない人も、よく知っている人も誰もが金持ち投資家になることができる。 お金の面から考えた場合、人が投資するのには3つの基本的な理由、あるいは選択肢がある。 ① 安心していられること ② 快適であること ③ 金持ちであること この3つはどれも重要だ。人生の違いは、…
投資家コース:No13-4「ファイナンシャル・リテラシーがリスクを減らす」 ~財務諸表を読む力~ 多くの場合、財務諸表の持つ力に気づいていない人が、持っているお金が一番少なくて、抱えているお金の問題が一番大きい。医者がレントゲン写真を使って私たちの骨格を見るように、財務諸表は私たちに投資の中身を見せてくれる。そして、そこにある真実、事実、嘘、チャンス、リスクを教えてくれる。 では、財務諸表が教えて…
お金の授業:No28「間違いを犯す方法を知る」 私たちは皆、何もしないで学ぶ事は不可能だということを知っている。ここで言う何かをすることとは、しばしば間違いを犯すことを意味している。それはファイナンシャル教育においても同じだ。間違いを犯せば犯すほど、ますます賢くなる。 人は誰でも間違いを犯すのは嫌なものだ。それは私も同じだ。しかし間違いを犯さなければ、大切なことを学べないのも事実だ。 トラックの運…
お金の授業:No27「あなたの富がどのように盗まれるかを知る」 ある人の個人の財務諸表を見れば、その人がなぜお金のことで悪戦苦闘しているかが理解できるはずだ。 例えば、キャッシュフロー・クワドラントのE(従業員)やS(自営業者)にいる人は、収入は自分で稼いだ分しかないのに、税金、住宅ローン、インフレによる価格上昇、年金プラン等の支出が変更になると、それらが生活を直撃する。 一方、B(ビジネスオーナ…
お金の授業:No26「デリバティブの使い方を知る」 デリバティブは、大量のお金を創造する道具でもある。 実際に私が作り出したデリバティブの例を紹介しよう。 まずは、ビジネスだ。私は、自分のアイディアのデリバティブである「金持ち父さん」の教育ビジネスを始めた。また「キャッシュフローゲーム」、そして「金持ち父さん 貧乏父さん」の書籍を作った。これも私の考えていたことのデリバティブだ。 不動産投資では、…