お金持ちの子供が親から受け継ぐ10の教訓とは?

お金持ちの子供が親から受け継ぐ10の教訓とは?

私が少年だった頃、お金について2人の大人から学べるという環境に恵まれていました。実の父親である貧乏な父は非常に仕事熱心で、そんな父が大好きでした。しかし、彼はお金がどのように機能するのか分かっていませんでした。結局、彼は、高給取りだったにも関わらず、人生の大半は経済的に苦労していました。お金について、もし私がこの貧乏な父からの助言に従っていたら、いま、お金持ちにはなれていなかったと思います。

お金のレッスン以上に学んだ大切なことは、形のない、お金には変えられない、考え方そのもので、その後の私の人生に大いに影響を与えることになりました。

金持ちの子供が親から学び、私も実際に学んだ10の教訓:

  1. 現実に勝る素晴らしい理由を見つける:精神の力

    もしあなたが誰かに「金持ちになりたいですか、経済的に自由になりたいですか」と質問したら、多くの人は「はい」と答えるでしょう。もし誰かが私にお金持ちになりたい理由を質問してきたら、それは深い感情的な「なりたい」と「なりたくない」との組み合わせ(私の目的次第)だと答えます。

    もしあなたの「なりたい」「なりたくない

    がそれほど強くないのであれば、先に続く現実的な道はあなたの理由よりも勝るかもしれません。私はお金を失い、何度も後戻りをしていますが、私には深い感情的な理由がありました。そのおかげで、立って進み続けることができたのです。私は40歳までに経済的に自由になりたかったのですが、道中、多くの実体験から知識を積み上げ、47歳で達成することができました。

    簡単なことだと言えればいいのですが、そうではありませんでした。しかし、そこまで大変でもありませんでした。私が学んだことは、確固たる理由や目的がなければ、人生で起こる全てのことは簡単ではないということです。

  2. 日々、決断をする:選択の力

    選択肢があることは自由な国で生きたい人にとって重要な理由です。私たちは選択できる力が欲しいと思っています。お金についてなら、手元に入る全てのお金を使って、未来を選択する力を確保しようとします:金持ちになるか、貧乏になるか、あるいは中流階級になるか。消費習慣は私たちが誰なのかを映し出す鏡です。貧乏な人は単純に貧乏な消費癖があります。たいていの人はお金持ちでないことを選択します。人口の90パーセントの人にとってお金持ちになることは非常に面倒なことなのです。

    お金がないことが学ばないことへの言い訳にはなりません。しかし、それが、私たちが、日々、行う選択です。つまり、私たちにある時間とお金でできる選択、そして、学習できることの選択。これが選択の力です。私たち全員に選択肢があります。私はお金持ちになることを選んだに過ぎません。そして、日々の選択で、お金持ちになるための選択をしています。

  3. 慎重に友人を選ぶ:関係の力

    まず最初に言っておきますが、私は財務諸表で友達を選びません。私の友人には、毎年、100万ドルを稼ぐ友人もいれば、清貧の誓いを立てている友人もいます。要は、私はすべての友人から学んでいるということです。

    実は、私が金持ちの人を探していたことは事実です。しかし、私は彼らのお金を追いかけていたのではなく、彼らの知識を求めていたのです。お金がある人が大切な友人になることもあります。金持ちの友人はお金について話すことに私は気付きました。彼らはお金があることを自慢するのではありません。ただその話題に興味があるだけです。だから、彼らから学習し、そして彼らも私から学びます。酷く貧乏な友人はお金、事業、投資について話したがりません。彼らはそういった話をすることを下品で教養がないと考えます。だから、私は経済的に苦労している友人からも学びました。そして、そういったことから、何をすべきでないのかを発見したのです。

  4. 公式をマスターし、また新しい公式を学ぶ:素早く学習する力

    パンを作るとき、どのパン職人にもレシピがあります。たとえそれが頭の中にあるとしても、頭の中にレシピはあります。同様にこれはお金を稼ぐことにも当てはまります。

    「健康は食べ物で決まる」というこのことわざを聞いたことがあるでしょう。私にも似たような信念があります。「あなたが勉強したことがあなたになる」言いかえると、学ぶ内容には注意しなさいということです。なぜなら、考え方にはそれだけの力があり、頭に入れた内容があなた自身になってしまうからです。例えば、料理について勉強すると、料理を頻繁にするようになります。もう料理人でいたくないのであれば、何か他の勉強をする必要があります。

    お金のこととなると、ほとんどの人が学校で学んだ1つの公式しか知りません。それは、「お金のために働く」です。これは一般的に普及している公式で、毎日、何百万人もの人が起床して、仕事へ行き、お金を稼いで、請求書の支払いをして、通帳の残高を見て、たまに投資信託を購入して、仕事へ戻るというものです。これが基本的な考え方の公式またはレシピです。

    もしあなたが日々の事に飽き飽きしている、十分なお金を稼いでいないなら、お金を稼ぐ公式を変更するだけです。

  5. まず最初に自分に支払う:自己規律の力

    この10のステップでどれが一番大切なステップかを決めるのは難しいことです。しかし、このすべてのステップの中で、もしまだが身に付けていないのなら、このステップがおそらく習得するのが最も難しいと思います。私が敢えて言うなら、個人の自己規律は、金持ち、貧乏、中間層の中で一番に必要な要素です。

    あなた自身をコントロールできないなら、金持ちになろうとしないことです。投資をして、お金を稼いで、失うなんて意味がありません。宝くじで何百万ドルを儲けた人が、すぐに破産するのは自己規律に欠けているからです。自己規律が欠けていると、人は昇給すると即座に新車を購入したり、クルーズに出かけたりします。

  6. ブローカーには十分な支払いをする:素晴らしい助言の力

    金持ち父さんはプロを雇うことを教えてくれました。彼は、プロには十分に支払うようにと考えていました。そして、私もその考えを受け入れています。今は、私の弁護士、会計士、不動産のブローカー、株式のブローカーに高い報酬を支払っています。なぜか?もしその人がプロであるならば、そのサービスからあなたもお金を稼げると考えるからです。そして、彼らがお金を稼げば稼ぐほど、私もさらにお金を稼ぐことになります。

    プロが提供する情報から私が稼ぐ額と比較すれば、彼らに払う額など小さなものです。私の不動産ブローカーや株式のブローカーが大金を稼げば、私が大金を稼いだのと同じこととなり、彼らが稼いでくれれば私も嬉しい限りです。

    ただし、すべてのブローカーが同じようにお金を稼ぐわけではないことを覚えておいて下さい。残念ながら、ほとんどのブローカーは営業マンに過ぎません。

  7. 無から何かを得る力

    資産の部では、無から何かを得ることが富を築くために極めて重要になります。有能な投資家の最初の質問は、「どれだけすぐに自分のお金を取り戻せますか?」です。彼らが他に知っておきたいことは、無料で何かを獲得する方法です。これを「利益の分配」と呼びます。だからこそ、ROI(投資利益率)が重要なのです。

    私の個々の投資では、例えばコンドミニアム、小さな保管庫、無料の土地、家、株式の分配、オフィスビルといった何か無料の特典が必ずありますが、そういったときは限定的なリスクまたは低リスクの資産でなければなりません。

    優秀な投資家はROI以上のことを見なければなりません。投資家は自分が投資した金額分を取り戻したら、無料で獲得した資産について見るべきです。

  8. 贅沢品を買うために資産を使う:フォーカスの力

    自己規律の力を習得できない人は金持ちになろうとしないことです。その理由は、資産の部からキャッシュ・フローを成長させるプロセスは理論的には簡単ですが、これを難しくさせているのは、お金を正しい使い方へ方向転換するための不屈の精神が必要だからです。

    他からの誘惑もあり、現代の消費事情では、以前よりも簡単に支出の欄からお金が出ていってしまいます。不屈の精神が強靭でないと、お金は抵抗が少ない方向へ簡単に流れてしまいます。これが貧困や経済的な苦悩の原因となります。

    私は他の人と同じぐらい高級品が大好きです。違うのは、私はクレジットカードでは買わないということです。クレジットカードは最新の流行を求めてしまう罠です。私がポルシェを購入したかったとき、簡単に購入するなら、銀行に電話をしてローンを組んでもらうことでした。でも、私は負債の部にフォーカスする(増やす)ことを選択するのではなく、資産の部にフォーカスする(増やす)ことを選択しました。

  9. 英雄を選択する:神話の力

    英雄は私たちを単に鼓舞するだけではありません。英雄は物事が簡単にできるように思わせてくれます。簡単に成し遂げているように見えるから、私たちは彼らのようになりたいと思うようになります。「彼らにできるなら、私にもできる」

    投資で言えば、ほとんどの人が投資は難しいような言い方をします。そうではなくて、簡単と思わせる英雄を見つけるのです。

    9歳の男の子だった私がバットで打ったり、一塁を守ったり、キャッチャーをしたとき、私は自分ではありませんでした。まるで有名な野球選手のように振舞っていました。これが、私が学んだ一番強力な方法の1つです。大人になるとそれを見失います。自分にとっての英雄を見失うのです。

    今、私は子供たちが私の家の近くで野球をしているのを観戦しています。この野球グラウンドの中では、彼らは小さな男の子ではありません。彼らは自分の大好きな野球選手であるかのように振舞っています。英雄を真似することは学習において真の力となります。

  10. 教えれば、得るものもある:与える力

    私が欲しいものや、それをどのように誰かに与えようかと考えるプロセスには色々な素晴らしい点があることが多いです。そのため、私は「教えれば、得るものもあるでしょう」と言います。私から学びたいと学習意欲が高い人ほど、私も学ぶことが多いと知りました。お金について学習したければ、それを誰かに教えることです。さまざまな考え方や微妙な違いが分かるでしょう。

    与えても見返りが何もない時期はありました。教えたことから受け取るものが、望むものではなかったこともありました。しかし、深く自己分析をすると、多くの場合、私はその出来事から私が望むものを受け取るために与えていました。教えることによって相手に生まれる喜びというものを与えてはいなかったのです。

Robert Kiyosaki

ロバート・キヨサキ

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