右のクワドラントに移る3つのコツ

右のクワドラントに移る3つのコツ

従業員、自営業、ビジネスオーナー、投資家、どんな人でも成功する可能性があります。しかし、それは私たちの決意次第です。

金持ち父さんは「情熱がビジネスを構築する。恐怖ではない」と言いました。

従業員や自営業からビジネスオーナーや投資家への転身の問題は、条件付けによって形成されたパターンにあることが多いのです。

ある特定の方法で考え、行動させる主な動機として利用される恐怖の感情は、多くの場合、家庭に由来しています。

例えば、「宿題はやった?宿題をやらないと、落第して友達に笑われてしまうよ。」や、古典的な「成績が良くないと、福利厚生付きの良い仕事に就けないよ。」などがあります。

今日では多くの人が良い成績を取っていますが、安全で安定した仕事はますます減っていますし、年金などの給付金は、さらに少なくなっています。成績が良い人でも、他人を気にして仕事を探すのではなく、「自分のことを考える」 ことが必要なのです。

クワドラントの違い

世の中には、金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラントの左側を通して世界を見る人と、右側を通して見る人の2つのカテゴリーがあります。

クワドラントの左側にはE (従業員) とS (自営業) があります。彼らは最も多くの税金を支払い、自分自身の労力や時間の対価として収入を得ています。クワドラントの右側にはB (ビジネスオーナー) とI (投資家) があります。彼らは税金の支払いが最少で、寝ている間にも、キャッシュフローを生み出す資産をつくったり、投資して収入を得ています。

従業員は不安定さを非常に恐れ、雇用主に安定を求めています。ビジネスが上手くいっていなくても、従業員が起業家により一層、多くのことを求める理由の一つは、お金が安定をもたらすと考えているからです。しかし現実には、従業員であることは非常にリスクが高いのです。あなたは何の権限も無く、最高額の税金を支払います。ビジネスが上手くいかなくなった場合、最初に解雇されるのはあなたです。その時点でより多くのお金を要求している場合は特にそうです。

私の友人の中には、キャッシュフロー・クワドラントの左側にある従業員や自営業の職を安定として求めている人もいます。もし、私が世界を旅している時に見ているものを、人々が見ることができたら、彼らはより多くの安定を求めないでしょう。

安全は神話である

従業員の所得の推移はよくありません。また、経済状況が悪化した時に職を失うのは、経営者ではなく、従業員です。何か新しいことを学び、この素晴らしい新世界に挑戦しましょう。隠れていてはいけません。

自営業者にもリスクがあります。病気や怪我をすれば収入に直接影響します。私は年齢を重ねるにつれて、ハードワークで肉体的、精神的、そして感情的に消耗している同年代の自営業者に会うことが多くなりました。疲れれば疲れるほど不安定になり、事故に遭うリスクも高まります。

かつてないほどの勢いで技術の進歩が加速する中、従業員や自営業者は、常に雇用市場に遅れを取らないように訓練を受けなければなりません。もしあなたが再教育を受けるのであれば、ビジネスオーナーや投資家になるために必要なスキルを学ぶことに時間を費やしてみてはどうでしょうか?キャッシュフロー・クワドラントの右側についてです。

本当に安全なのは?

皮肉なことに、ほとんどの人が危険視しているクワドラントの右側における生活の方が、実はより安全です。

例えば、より少ない仕事でより多くのお金を生み出す安全なシステムがあれば、仕事は必要が無いですし、仕事を失う心配もありません。より多くのお金を稼ぐためには、単にシステムを拡張し、より多くの人を雇えばいいのです。そうすれば、クワドラントの右側における生活は、人生あらゆるもの全てを楽しむ機会を与えてくれるのです。

上級レベルの投資家たちは、市場の株価が上下することを心配していません。彼らは知識があり、どちらの状況でもお金を稼ぐことができるからです。もし、近い将来に市場の暴落があるとしたら、多くの団塊世代はパニックに陥り、老後のために持っていたお金の多くを失うことでしょう。

そうなれば、老後はリタイアするどころか、働けるだけずっと働かなければならなくなるでしょう。

プロの投資家とは、自分の資金をほとんど危険にさらすことなく、それでも最高のリターンを得ている人々のことです。投資についてほとんど知らない人々は、リスクを冒して最も少ないリターンを得ます。私の見解では、全てのリスクはキャッシュフロー・クワドラントの左側にあります。

左側のクワドラントから右側のクワドラントへの移動

もし、あなたがキャッシュフロー・クワドラントの左側から右側に移動したいのであれば、考え方を変えることをお勧めします。

少し前に貧困から富へと移行した人々のマインドセットを示す研究があり、次の3つが決定的な要因であると考えられました。

  1. 長期的なビジョンと計画を維持していた
  2. 将来の満足を優先した
  3. 自分たちに有利になるように複利の力を利用していた

また、裕福であった人が貧しくなったということにも目を向けていました。これらは3つの要因です。

  1. 短期的なビジョンを持っていた
  2. 即座に満足したいという欲求があった
  3. 複利の力をマイナスに利用していた

簡単に言えば、クワドラントの右側への道は、給料から給料へというパターンで生活するのではなく、不労所得を生み出す資産を獲得するという観点から考えることから始まります。小さなことから始め、辛抱強く、時間の経過と共に富が増えることを見守りましょう。

Robert Kiyosaki

ロバート・キヨサキ

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