貧乏人は買うが、金持ちは買わないもの

貧乏人は買うが、金持ちは買わないもの

負債から抜け出す唯一の方法は、「クレジットカードを切り裂いて、毎日コーヒーを飲んだり、アボカドトーストを食べることを諦めることだ

という経済のプロたちがいます。つまり、彼らはこう言ってるのです:使うことをやめて貯蓄を始めよ。

私がこうしたアドバイスに従わない理由はたくさんあります。基本的にこのアドバイスは、豊かになりたい人の問題を解決するとは思えません。

もし、金持ちになりたければ、「資産と負債の違い」さえ知っておけばいいのです。これは第一のルールですし、唯一のルールでもあります。馬鹿馬鹿しいほどシンプルに聞こえるかもしれませんが、多くの人がこのアドバイスの深みを理解できていないのです。ほとんどの人が経済的に苦しんでいるのは、「資産と負債の違いを理解できていないから

です。

「金持ちは資産を得る。貧乏な人と中間層は、資産だと思っている負債を手に入れる。」と金持ち父さんは言いました。

これを他の人に説明するのは難しいものです。銀行家や、会計士、不動産エージェントやファイナンシャルプランナーから違った教育を受けてきたから、この考えの簡単さがなかなか伝わらないのです。学んだことを捨てて、子供に戻るのは難しいのです。

資産とは?

金持ち父さんの資産の定義は、いわゆる会計士の定義とは違うものです。一般的な会計士は、資産とは「会社や個人が所有する金銭的価値があるもの」というでしょう。その定義では、あなたの持っている掃除機や毎日使うお皿も資産になってしまいます!

ほとんどの会計士は、株、宝石、住居、車、投資信託を資産と考えたがるので、私の定義がおかしいと騒ぎます。私にとって、これらは売るその日までなんの価値もありません。代わりに、私の資産の定義はこうです。

“あなたが働こうが働くまいが、あなたのポケットにお金を入れてくれるもの”

なぜ、このような定義を使うのでしょうか。それは、掃除機や、お皿やボウルはあなたのお金の夢を叶えてくれませんが、あなたのポケットにお金を入れてくれるものは、その夢を叶えてくれるからです。

負債とは?

ここでもまた、私は一般的な負債の定義と戦うことになります。ほとんどの会計のプロたちは、負債とは「個人であれ、会社であれ債権者に支払わなければならない債務」と定義するでしょう。

私の定義は違います。

“負債とはあなたのポケットからお金を奪っていくもの”

ジレンマが見て取れるかと思います。ほとんどの人はベンツの車を資産か価値のあるものと見るでしょう。しかし、私はそれを負債と見ます。なぜなら、それは毎月あなたのポケットからお金を奪っていくからです。「もう支払いは済んだ」と反論するかもしれませんね。カーローンは支払われたかもしれませんが、ガソリンや整備・修理費用、保険はどうでしょうか?

私の最も大きな戦いは、人々に「あなたの住んでいる家、あなたの住居は資産ではないですよ」という時です。それに関してたくさんの反論を受けました、特に経済が上向きで多くの人が家を担保に、二重、三重にローンをしていた時はそうです。不動産マーケットが崩壊して、自分に家の価値以上の負債があると気づいた時初めて、人々は自分の家が資産ではないと知りました。あなたがこの苦しい経験をしたことがなければ、私の言葉を信じてください。こんな状況には陥りたくないものです。

無駄使い

無駄使いは費用で、不必要か予期せぬことが多く、単にあなたのポケットからお金を奪っていくものです。さらに簡単にいうと、無駄遣いはあなたに必要なものではなく、あなたが欲しいものです。毎日ラテを飲みにスタバに行くことや、「持ちたいから」買う靴のことを考えてみてください。単にそれは負債ですが、収支報告の負債の欄にそれを書き込まないだけです。負債は長年かけて払うものです。

無駄使いは負債に変わる時、問題となります。どうしてでしょうか?例えば、あなたが娘の結婚式の費用を出すとしましょう。あなたはそのドレスを買い、式場を借りて、食べ物などの支払いをし、すると突然、一度の購入と思われたものが、数ヶ月かけて支払う大きな出費だと気づきます。この場合、あなたの無駄遣いは出費で、収支報告書にもそのように記載すべきです。

お金の知性を身につけよう

解決策は、貯蓄するために楽しい支出を控えることではありません。お金の教育を増やすことで収入を増やし、アボカドトーストを食べ、ラテを飲み続け、娘の結婚式の費用を支払っても大丈夫なように、将来、本当の経済的な安定を得ることです。

もしかしたら、「もちろん、あなたと同じくらい稼いでたら簡単そうだけど、私はどうでしょうか?給料でギリギリ暮らしてるのに。」と思うかもしれません。

最もなことですが、キムと私も同じところから始めたことを考えてください。最初に結婚した時、二人ともとても貧しかったのです。私には100万ドルの負債があり、当時は車や親切な友人のソファで暮らしたこともあります。その頃、私たちはビジネスを立ち上げるために昼夜問わず働き、ベティという名の帳簿係を雇いました。

ベティは素晴らしく、私たちの経済状況を整理してくれて、私たちを経済状況に向き合わせてくれました。しかし、ベティと私たちが同意できなかったのは、自分に一番最初に支払うということでした。毎月、私たちはベティに収入の30%を私たちの貯金、投資、チャリティに支払うように言い、彼女は毎月そのことについてなんて良くないアイデアなんだろうと嘆いていました(ほとんどの場合そんなお金がそのためにあったわけではないからですが)。

それでも、毎月、私たちはそれを達成し、ベティも私たちの指示通りにしていました。起業家として、私たちは不足を補う方法を一緒に考えました。副業を探したことも、新しい商品を作り出したこともありました。なんとかして前に進みました。そして、ついに私たちは自分たちに支払い、債務者へ支払ったのです。ベティは驚きすぎて心臓発作を起こしそうでしたが、私たちは成し遂げたのです!
良い知らせは、あなたも同じことができるということです!これを習慣にしてください。自分にまず支払うという習慣を大切にしたら、お金がどれほど早く増えるか驚くはずです。資産に投資し始めたら、楽しみが始まり、その収入を車やバケーションに使えるでしょう。しかし、それはあなたが給料を投資からの収入に変えた時にだけ可能なのです。

Robert Kiyosaki

ロバート・キヨサキ

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