経済危機が絶好のチャンスになる3つのこと

経済危機が絶好のチャンスになる3つのこと

経済危機が絶好のチャンスになる3つのこと

今回のコロナウイルスによる危機への準備と対応が、今後何年にも渡ってあなたの経済的な未来を大きく決定づけることになるでしょう。

あなたの選択にかかっています。あなたはお金の教育を受けて、危機に備えますか?

迫る市場の崩壊から利益を得るために必要な行動を起こす準備はできていますか?

必要な対策を講じられる人だけが、この市場崩壊の影響から逃れることができるでしょう。

この市場崩壊で、億万長者になる人も中にはいると思いますが、大半の人は大きな損失を被るでしょう。あなたはどちら側にいることになるでしょうか?

学校に通っている若者の多くは、学生ローンという多額の負債を抱えています。卒業をしても、多くの場合、給料の高い仕事に就くことはできません。

今、米国における学生ローンの負債額は1兆6,000ドル、この額はクレジットカードの負債額よりも大きい額となっています。

今後、多くの学生は、仕事から十分な稼ぎを得ることができず、学生ローンの返済もしなくてはいけないので、マイホームを購入できるだけの経済的な余裕は決して生まれないでしょう。

卒業した学生も含め、多くの学生は、一人暮らしをする余裕がありません。しっかり教育を受けた若者は、仕事に就くことはできますが、正社員までとはいかないこともあります。

若者が実社会で、有意義で、やりがいのある職務経験を積むことができないということは、私たちの未来にとって、致命的な問題になり得るでしょう。

お金持ち、貧乏な人、中間層の違いは教育にあります。この教育は、残念ながら、学校教育の中では受けることができません。実社会で通用する本当の意味でのお金の教育には、お金の歴史も教養として身につける必要があります。

今回の経済危機はただ単に起こったことではありません。それは、米国連邦準備制度(FRS)と米国の税制が生まれた1913年以来、100年以上にわたって続いています。

私は、あまりに多くの人が自分たちを救済してもらうために、政府に頼りすぎているのではないかと懸念しています。人々が自ら進んで、自分自身を救済していかない限り、政府は誰も助けることができないのではないかと思っています。

このような理由から、ここであなたに伝えたいことは、「この経済危機で大きなチャンスが生まれます。しかし、まずはお金について、あなたの考え方を変えることから始めましょう」ということです。

考え方

「お金はあなたをお金持ちにしない」。これは普遍的な真理です。考え方次第でお金持ちになれるのです。

事実、考え方が人生の成功の可否を決める分け目となっていることがほとんどです。その考え方を備えた人が成功者になり、成功者は努力を欠かさず、学習を継続し、成長し続けます。

彼らは自分の周りには、成功者を引きずり下ろすような人材ではなく、成功へのサポートをしてくれるような優秀な人材を雇います。

成功者には成功に必要な考え方が備わっています。資格があるだけの素人の考え方ではなく、それはまさにプロの考え方です。

今、もしあなたが壁にぶち当たっていて、望むような成功体験をしていないのであれば、あなたの考え方に目を向けてみてください。あなたは世界をどのように見ていますか?

あなたは古い習慣や過去に成功できなかった同じ方法を繰り返していませんか?

もしそうなら、今までの自分と同じでいること、そして同じことを繰り返すことを止めてください。今が変わるときなのです。

少し前に貧乏からお金持ちに変わった人の考え方を示す、ある研究が実施されました。それには3つの決定的な要因があることがわかっています。

  1. 期的なビジョンと計画を持ち続けた
  2. 目先の利益ではなく、将来の利益を信じていた
  3. 複利の力を上手く使っていた

また、お金持ちが貧乏になる研究も実施され、以下の3つの要因が明らかになりました。

  1. 短期的なビジョンしか持っていなかった
  2. 目先の利益を望んだ
  3. 複利の力を誤って使っていた

簡単に言うと、クワドラントの右側(B・I)に移る道筋を作るには、毎月の給料を使い切るような生活をするのではなく、不労所得を生み出す資産を手に入れることを考えることから始めます。

小さなことから始めて、辛抱強くなり、あなたの富が時間をかけて成長するのを見守ってください。

まずは、あなたの時間の使い方を確認することから始めましょう。

健康に良くないことに無駄に時間を使っていませんか?

現状に甘んじるのではなく、成長するために、あなたの時間を振り返る機会はありますか?

次に、あなたと一緒にいる人はどうですか?その人たちはあなたを引き止めるような敗者の考え方を持っていませんか?

あなたには、今の「友達」と手を切り、今よりも良い自分になるように新しい考え方を示してくれる友達が必要ではありませんか?

最後に、あなたが読むものや聞くものを振り返ってみましょう。

あなたの現状を強化するものを読んだり聞いたりしてますか?

今のあなたを超える成長を促すようなものを読んだり聞いたりしてますか?

実社会で通用する「本物の」お金の教育に投資する

お金の教育とは何でしょうか?これは良い質問ですね。

その答えは、あなたが誰にその質問をするかによって異なります。

ある人にとっては、お金の教育とは、貯金をすることやお金の残額を把握すること、責任を持ってクレジットカードを使うことを子どもに教えることだと答える人がいます。また、株式市場で投資する方法や401(k)を運用する方法を教えることだと答える人もいます。

お金の教育の定義があなたにとって何であれ、誰もが納得できる明らかなことが1つだけあります。

それは、学校教育では、お金の教育自体がほぼ無いということです。

まだ若かった私に、金持ち父さんはこう言いました。

「もし君や君と同世代の若者が実社会で成功するつもりなら、学校教育と専門的教育だけではなく、それ以上のものも必要になるだろう」と。

もちろん、金持ち父さんが言っているのはお金の教育についてです。

この教育は、お金がどのように働くのかを学び、そしてあなたのためにお金を働かせる方法についても学びます。ここで教わることは、借金、借金のレバレッジのかけ方、お金の歴史、財務諸表とその読み方、資産と負債の違いなど他にもまだたくさんあります。

誤解のないようにお伝えすると、お金の教育が学校教育や専門的教育よりも大切だ、と言っているのではありません。

実際、お金の教養がある人は、学校教育と専門的教育を身につけた人のサポートが必要です。素晴らしい弁護士、会計士、仲介業者、それ以外にも色々な人のサポートなしに成功はあり得ません。

しかし、あなたが、今日の世界で本当にお金持ちになりたいというのであれば、学校教育と専門的教育にくわえ、お金の教育も必要になります。

実際のところ、私が一緒に働くプロも素晴らしいお金の教育を受けています。だから、私たちはとてもうまく一緒にやっていけるのです。そして、私たちは一緒にお金持ちになっています。

実社会で経験のある「本物の」教師を選ぶ

私がベトナム戦争から帰還した後、貧乏父さんから修士号と博士号を取るように勧められて、トップマネジメント向けのMBAクラスに入学しました。その中の履修科目に会計学がありました。

しかし、この講義で学ぶMBAコースは、まるで高校のつまらない授業に戻ったような感じで、私にとっては楽しいものではありませんでした。

そして、ある日、ついに私のイライラが頂点に達しました。

私はそのコースの会計学の講師に「実際に会計士をしていた経験はありますか?」と質問をしました。

彼は、「はい、ありますよ。私は会計学の学士号を持っています」と答えました。

私はすぐに「いえ、そういう意味ではなくて…会計士として実社会で働いた経験はありますか?という意味です」と聞き返しました。

しばらく間を置いて「いいえ、ありません。私は教授の助手を務める大学院生で、会計学の学士号は持っていますが、修士号はこれからです」と答えが返ってきました。

「あなたは明らかに、自分が話していることを理解できていませんね。あなたが教えているのは教科書に書かれていることであって、実社会の会計の話ではありませんよね。」

私には金持ち父さんの見習いとして働いてきた経験があるので、実社会で経験のない教師と経験のある教師との違いが明確にわかりました。

時期を同じくして、この授業とは全く対照的な、3日間で358ドルの不動産投資セミナーに私は参加していました。このセミナーの講師は、実社会での取引を教えていました。

彼は私たちに何かを売ろうとすることはありません。彼が学んだこと、その教訓をどのように実社会で不動産投資に応用させるのかということを、多くの実世界での取引の話を通して、私たちに教えてくれました。

3日間のセミナーが終わって、彼は「このクラスは今、始まったばかりです」と言いました。

私たちはその意味が分からず、3日間のセミナーの終わりがなぜ始まりなのかと尋ねると、彼はこう言いました。

「この知識を実社会で実践し、そこで本当に学ぶことになるからです。あなたに90日間で100個の物件を評価して欲しいと思います。各物件に関して、その分析を1ページにまとめてください。すべての物件の分析が終わる頃には、どの物件を狙うべきかということが判断できるようになっているでしょう。」

私もこの分析をして、頭金無しで購入できる1つの物件を発見し、1ヶ月あたり25ドルのキャッシュフローを生み出していました。あのMBAのコースは辞めましたが、それを思い返したことは一度もありません。

私からあなたに伝えられる最も大切なこと。

それは、ニセモノの教師からではなく、実社会で経験のある本物の教師から学ぶようにする、ということです。


Robert Kiyosaki

ロバート・キヨサキ

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