分散投資の罠

分散投資の罠

ファイナンシャルアドバイザーが分散投資を勧める理由の1つは、有望な企業を見つけることができないからだと私は考えています。

彼らに市場をコントロールできる力はありません。
彼らの大半は企業を経営するとはどういうことか知りません。
彼らは従業員であり、ウォーレン・バフェットのような起業家ではありません。

ウォーレン・バフェットは、お得で有望な事業を探します。
彼はたくさんの事業を買収したうちの1つが当たることを祈るというようなことはしません。
バフェットは、平均的なリターンを狙いませんし、予測不能ともいえる株式市場の動向を読もうともしません。
バフェットが投資について語るとき、彼のキーワードは「本源的価値」であり、「分散投資」ではないのです。


プロの投資家は、分散投資をしません。
ウォーレン・バフェットはこう言います。
「分散投資は無知に対するリスク回避だ。自分が何をしているかわかっている人には、分散投資は必要ない」

金持ち父さんなら、こう言うでしょう。
「誰の無知から自分を守るのか?自分の無知か、アドバイザーの無知か、それともそれら両方か?」

より洗練されたレバレッジ、より高いリターンとより低いリスクを実現するには、分散投資ではなく、一点集中が鍵となるでしょう。
ですが、一点集中には、さらなるお金の教養やファイナンシャル・インテリジェンス(お金に関する知能)が必要です。

それには、まず自分が何を得るために投資しているのかを知ることから始まります。


お金の世界では、投資先はキャピタルゲインキャッシュフローの2つです。

#1 キャピタルゲイン

 
多くの人が「投資はリスクが高い」と考える一つの理由は、キャピタルゲインを得るため、つまり「資産の価格上昇に期待して投資をしているから」です。

大抵の場合、キャピタルゲインを得るための投資とは、ギャンブルや投機です。
「私は、この株式、投資信託、または不動産を購入している」と言う人はキャピタルゲインに期待して投資していることになります。

例えば、もし私が2,500万ドルで売れることを期待して、1,700万ドルのアパートを購入すれば、キャピタルゲインのために投資していることになります。

#2 キャッシュフロー

 
キャッシュフローを得るための投資となると、リスクはかなり減少します。
キャッシュフローのための投資とは、収入のための投資です。

私が300戸の共同住宅を購入したとき、私はキャッシュフローのために投資をしていました。
私はより高いリターンと低い税金のために、銀行のお金で投資をしました。
これが、レバレッジの上手な使い方であり、インカムゲインを目的とした投資との違いです。

キャピタルゲインとキャッシュフローに違いを理解し
負債の利用(レバレッジ)税制上の優遇措置を利用することで
賢く投資をすることができます。

市場で起こり得る混乱に惑わされないためにも、十分なお金の教養を身につけていきましょう。

Robert Kiyosaki

ロバート・キヨサキ

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