暗号資産の未来予測
今日、貨幣には3つの種類があります。
- 神のお金:金や銀
- 政府のお金:ドル、ユーロ、円など
- 人々のお金:ビットコイン、イーサリアムなど
ビットコインの発明により、私たちは今、二度と繰り返されないであろう歴史的な出来事を目撃しています。
ビットコインはなぜ特別な存在なのか?
それはビットコイン以前には、その絶対的な供給が限られているお金がなかったということです。
ビットコインの特徴は、その絶対的な希少性、盗難や没収への耐性、そしてビットコインが構築されているシステムがそれ自体をシャットダウンすることを防いでいることです。
そのため、中央銀行の直接の競争相手になっています。
なぜ私がビットコインと暗号通貨にそれほど興味があるのか知りたいですか?
それは、私が金と銀を愛するのと同じ理由です。
どちらも人々のお金であり、中央銀行の管理外だからです。
政府のお金を発行する中央銀行は「支配的なエリート」によって運営されています。
中央銀行は、金や銀を発行することができないため、神のお金を好みません。
同様にビットコインやブロックチェーンも好みません。
ビットコインが登場したのは2009年、
ちょうど銀行システムが崩壊の危機にあった時でした。
ビットコインは完全に分散化されており、誰も市場を操作することができません。
毎日どれだけの取引量があり、どれだけの量が生産されているかを正確に知ることができます。
現在、米ドルはインフレ圧力の高まりを受けています。
一方のビットコインは、段階的な供給の制限により、入手はどんどん困難になっていきます。
これは、FRB(アメリカの中央銀行制度)が数兆ドルを発行することとは逆の、一種の「量的強化」です。
今後は政府のお金ではなく、ビットコインや他の暗号資産など
“人々のお金“の価値がさらに上昇する可能性があります。
それはなぜでしょう?
人々のお金は、「支配的なエリート」がコントロールする政府のお金のように、インフレにより突然価値がなくなることはないからです。
お金について学べば、世界を見る目が変わります。
2021年までに、1ビットコイン あたり100,000ドル(約1049万円)に達すると予測している専門家もいます。
もちろん未来のことはわかりませんが。
あなたには何度かお伝えしていますが、コインに3つの側面があります。
コインの片側には、ビットコインや暗号通貨を考慮しようとさえしない「古い」人たちがいます。
コインの反対側には、銀行システムを信頼せず、暗号通貨のみに投資することを選んだ若い人たちがいます。
私の仕事は、コインの縁に立ち、
最先端の情報を手に入れ、冷静に双方が持っている知識を身に付けること。
そして適切な時期に行動し、利益を得られるようにすることです。
私個人としては、政府のお金を信用していません。
そして、自分自身も信用していません。
私はすべてを知っているわけではないことを知っているからです。
私はすべての答えなど持っていません。
未来を予測することはできませんが、将来に備えなければならないことはわかっています。
ロバート・キヨサキ