簡単に投資の計画を立てる3ステップ
経済的に成功するためには、投資の方法を学ぶことが不可欠です。
しかし、多くの人はどこから始めればよいのか分かりません。
ですが幸いなことに、投資の計画はたいして難しいものではありません。
まず、あなたにとって、以下の4つの資産のうちどれが
最も興味をそそるかを確認してください。
そしてその投資を掘り下げて、
あなたの時間、お金、エネルギーを注いでください。
未来のあなたの経済状況を変えるべく、
勝利を招く投資計画に必要な3つの簡単なステップを以下に紹介します。
step#1 投資額を決める
step#2 投資したいものを見つける
step#3 長期的な目標を立てる
step#1 投資額を決める
多くの人が、投資を始めるお金がないと言い訳をします。
ほとんどの人にとって、これは真実ではありません。
むしろ、彼らは本当に必要ではないものにお金を使い、お金が残っていないのです。
問題は十分なお金を持っていないということではなく、
持っているお金をどのように予算化するかです。
妻のキムと私が若かった頃、私たちは投資を予算内の支出として扱いました。
毎月いくら投資に使うかを決めて、その「費用」を毎月必ず支払うようにしました。
もちろん、投資という「費用」を支払うために、
予算内の他の支出にも目を向けて、そのうちのいくつかを削減する必要もありました。
ぜひ同じようにしてください。
毎月の投資額はいくらにするか?
投資を優先させるために、何を削減すべきか?
続けていけば、これが習慣になるでしょう。
step#2 投資したいものを見つける
多くの人が投資に怯えているもう一つの理由は、
投資に利用できる様々なものを理解していないことです。
まず、4つの資産クラスがあることを知ることから始まります。
- 不動産
- ビジネス
- コモディティ(商品)
- 金融資産
ほとんどの人は、投資と言えば、金融資産(つまり、株式、債券、投資信託)のことしか思いつきません。
残念ながら、それでは、投資がうまく行くことを願って証券会社にお金を渡して、たとえ損失をだしていても手数料を払い続けることになります。
しかし、金融資産以外にもできる、もっと広い投資の世界があります。
これら4つの明確に違う資産クラスのことがわかれば、あなたが最も興味あるものに焦点を合わせることができます。そこからその領域について詳しく調べて、たくさんの情報をつかむことができます。
- 不動産
- ビジネス
- コモディティ(商品)
- 金融資産
不動産投資では、賃貸物件からのキャッシュフロー(家賃から経費がすべて支払われた時点で発生する毎月の超過分)か、キャピタルゲイン(物件の売買から得られる一時的な利益)のどちらかを得ることができます。
このクラスの中には2つの選択肢があります。
1)あなた自身の事業に投資する。もしくは、
2)他人の個人事業や企業に投資する。
重要なのは、あなた、ビジネス、そしてあなたの投資家や貸し手に利益をもたらすことです。
コモディティには、
金属(金、銀、銅など)
食品(穀物、トウモロコシ、コーヒー、砂糖など)
原材料(石油、ガス、綿など)などがあります。
コモディティは一般的にキャピタルゲイン(またはキャピタルロス)投資であり、
先物取引所を通じて、あらゆるコモディティの先物を購入できます。
金融資産には、株式、債券、投資信託、退職金口座などがあり、ストックオプション、株式先物、外国為替などに投資することができます。また、不動産投資信託(REIT)や上場投資信託(ETF)もあります。
step#3 長期的な目標を立てる
投資可能額と投資先が分かったら、長期的な目標を設定しましょう。
それを書き出して、頻繁に見直すようにしましょう。
例えば、私のように住宅用不動産に投資した場合、
1年目に賃貸住宅を1軒買うことを目標にできるでしょう。
そして、2年目には2軒購入するという目標を立てるでしょう。
そして、5年目までに小さなアパートを購入するという目標を立てることもできるでしょう。
投資するものが何であれ、長期的な計画を立て、それに専念してください。
ロバート・キヨサキ