小さく始めよう!

小さく始めよう!

お金はアイディアに過ぎません。もっとお金が欲しければ、考え方を変えるだけです。自力で成功した人はみんな、アイディアを元に小さく始め、大きなものへと変えていきました。

同じことが投資にも言えます。始めるのに数ドルしかかからず、それを成長させて大金にするのです。大きな取引を追っかけることに人生を費やす人や、大金を回収しようとして大きな取引に足を踏み入れようとする人をたくさん見かけます。しかし、私からすれば、愚かなことです。大金を1つの取引に注ぎ込み、そのほとんどをあっという間に失ってしまう経験の浅い小さく始め小さく始め投資家を嫌というほど見てきました。

金持ち父さんは「小さく始めて、大きく夢みる」と常に言っていました。

私は5,000ドルの資金を、6年以内に、毎月5,000ドルのキャッシュフローを生み出す100万ドルの資産に変えました。しかし、これはそれほど難しくありません。なぜなら、子供だった私でさえ学習を始めていたのです。あなたにも学習をお勧めします。実際、学習のコツがわかれば簡単です。

お金に関する話題は複雑で、恐怖を感じることもあるかもしれません。でも、基礎から始め、この基礎をこれから積み上げるベースとして使うなら、お金、投資、あなたのお金を働かす方法を理解するために必要な知識を身に付けることができます。

自信をつけること

かなり前に私はラスベガスに一晩滞在したことがあります。私はあまりギャンブルをしませんが、暇つぶしにブラックジャックをすることにしました。テーブルに座るとすぐに体がお金を失うことへの恐怖を感じてこわばり始め、頭の中で「200ドル負けたら、もうそこでストップすること」という声が聞こえ始めました。

すぐに、私はこの考えを「私には200ドルもあるのだから、500ドル勝ったら止めよう」へ切り替えました。入口と出口戦略もありました。それからテーブルに座り、ディーラーがゲームを進めるのを見ながら、一切お金を賭けませんでした。心の奥深くで、お金を失うことへの恐怖心を感じていたからです。

私は敗者の感情から勝利の感情へ変えることに意識を集中させました。胸の内で心から勝者になれる自信を感じられるまでギャンブルに参加しませんでした。最初の数回は負けでしたが、私は考えや感情を勝利することに集中させました。1時間後、私は500ドルを手にその場を立ち去りました。

ここでのポイントは、考えや感情のプロセスを経験するということです。特に私が自分自身に恐怖や疑問を抱いたときにです。私にとって、このような対処方法は、疑心や不確実な感情が人生を振り回すことよりも良い方法だと思っています。このプロセスで必ず勝利するとは限りません。でも、状況が不利で逃げ出したい時でも勝つこともあるのであれば、この対処方法は、やはり良い習慣だと思います。

すべての勝者も負けることがある、ということを覚えておいてください。しかし、だからと言って、彼らが敗者のような感情や考えを持たなければならないわけではありません。

勝利の女神ニケが言うように「とにかくやろう」。人生において、勝者は欲しいものに集中しているようです。敗者は自らが望んでないことに集中しているようです。だからこそ、日頃から自分自身の声に耳を傾けるようにすることは重要なのです。勝者は、たとえ勝てない可能性があっても、この勝利への感情や考えを保ちます。これはとても大切な習慣なのです。

喜んで失敗する

金持ち父さんと貧乏父さんとの大きな違いの1つが、貧乏父さんは失敗を好まない点です。彼は教師という職業柄、ミスをすることは失敗の兆候だと思っていました。また、貧乏父さんは、人生において正しい答えは1つだけだとも思っていました。

金持ち父さんは、常に未知の分野に挑戦しようとしていました。彼は、「大きく夢見て、新しいことに挑戦し、小さなミスをする」ということを信じていました。彼は人生の終盤に私にこう言いました「あなたのお父さんは正しい答えをすべて知っているかのように振る舞って人生を過ごし、ミスを回避していた。それが理由で、人生の最後に大きなミスを犯し始めたんだよ」。

また、金持ち父さんはこうも言った「前向きに新しいことに挑戦して、ミスをすることの素晴らしい点の1つは、ミスをすることであなたが謙虚でいられるということだ。謙虚な人は傲慢な人よりもたくさん学習するんだよ」

長い間、私は金持ち父さんが、彼にとって未知の事業やベンチャー、プロジェクトに足を踏み入れるのを見てきました。彼は、必要な知識を身に付けるために何時間も、何日も、そして何ヶ月も話を聞いては質問をしていました。彼は常に喜んで謙虚になり、そして馬鹿げた質問をしました。「愚かなことは、賢いふりをすることだ。賢いふりをするときこそ、最も愚かになる時だ」と金持ち父さんは言っていました。

また、金持ち父さんは間違いを歓迎していました。間違えても、いつでも謝る準備ができていました。彼は常に正しくいようとはしていなかったのです。彼は、「学校では答えは1つだけだが、人生では、正しい答えは1つだけではないのだよ。もし誰かがあなたの答えより優れた答えを知っていたら、それを頂戴するんだよ。そしたら、2つの正しい答えができるんだ」と言うことでしょう。

また、こうとも言うでしょう「正しい答えを1つしか持っていない人は、だいたい3つに分けられる。1つ目は、そういう人はたいてい理屈っぽく、身構えている。2つ目は、とてもつまらない人であることが多い。そして3つ目は、彼らは考え方が古く、昔は正しかった答えも今は間違っているということに気づいていないんだよ」

つまり、金持ち父さんのアドバイスは「謙虚に生活する。毎日、何か大胆で少しリスクのあることをする。それで金持ちになれなくても、この習慣を自分の生活で実践し続ければ、人生はエキサイティングになって、ずっと若々しくいられるだろう
というものでした。

Sクワドラントで小さく始める

Sクワドラントとは、SmallビジネスやSelf-employed(自営業)の人を意味し、小さく始めるには完璧な場所です。起業家として成功するためのスキルを学習すれば、Bクワドラント、そしてIクワドラントへ進むのかを判断できるようになります。もしくは、あなたのビジネスを止めることも始めることもできます。Sクワドラントへ移ることはあまりに難しすぎると判断する人もいます。誰でも起業家になれる可能性はありますが、全員が起業家になれるわけではありません。

「昼間の仕事を続けながら、パートで事業を始めなさい」と私はよく言います。ほとんどのスモールビジネスが最初の5年で倒産する理由は、駆け出しの起業家は、自分のビジネスや自分自身、そして自分の家族を支えるだけの資金を十分に稼げないからです。起業家になることを学習するには時間がかかるのです。

パートタイムで事業を始めて、そこから学べることが多い理由の1つが、自分がそのビジネスの内部者として始められるからです。ビジネスの作り方を学ぶことができれば、経済的に無制限のチャンスがある全く新たな世界が開かれます。

Robert Kiyosaki

ロバート・キヨサキ

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