ブランドを成功させる3つのステップ

ブランドを成功させる3つのステップ

ブランドを成功させる3つのステップ

1996年、私はボードゲーム「キャッシュフロー」の下書きと『金持ち父さん、貧乏父さん』の草稿、そして2ページの簡単なビジネスプランだけを持ってアリゾナ州ビズビーの山間から出てきました。

次のステップは、これから起業する会社の唯一の従業員として、ふさわしい人材を見つけ、チームを作ることでした。

ボードゲームですが、下書きまでは簡単でした。しかし、プレーヤーのお金に対する考え方が変わるようなゲームを作りたいと思っていたので、まずは、システム的にゲームを設計できる人材を見つけなければいけません。

その当時、1人だけ、思い当たる人物がいました。旧友のロルフ・パルタ(ニックネームはスポック)でした。

その後、3ヶ月のあいだ、一緒に多くの議論を重ね、彼は複雑な数式をすべて完成させました。私も自分のパートを完成させ、ボードゲームの大枠ができあがったので、妻のキム、スポック、私の3人で一緒にプレイしてみました。

ゲームの内容は難しかったのですが、出てくる数字が間違っていることはなく、学んでほしい教訓も分かりやすく設計され、驚くほどうまく機能していました。

このゲームを通じて、金持ち父さんが私に教えてくれた多くの大事な教えを学べることが分かり、私たちは、前進あるのみだと確信したのです。

もし、あなたがリッチダッドのブランドをご存知なら、1996年に私が新たに「B-Iトライアングル」を生み出したこともご存知かもしれないですね。

起業家であるキムと私には、会社の使命がはっきりとわかっていました。この事業のリーダーとして、トライアングルの内側にある5つの要素を指針に、すぐに一つのチームを作っていきました。

すべてはB-Iトライアングルから始まる

金持ち父さんがよくこう言っていました。

「世の中には素晴らしいアイデアを持っている人はいくらでもいるが、大きな富を得る人はほんの一握りにすぎない。B-Iトライアングルは平凡なアイデアを巨万の富に変える力がある。そして、B-Iトライアングルは、アイデアを発展させ、資産を築くための指針になる」と。

B-Iトライアングルが示すのは、キャッシュフロー・クワドラントのB(ビジネス)とI(投資家)として成功するために必要な知識なのです。

キムと私は、金持ち父さんのアドバイス通りにリッチダッドブランドを作りました。

私たちはまず、使命、チーム、リーダーシップに重点をおき、そこから会社の強い基礎を築くことに専念しました。

使命

金持ち父さんは「ビジネスを成功させるためには、特に立ち上げ時期は、精神的な使命とビジネス上の使命の両方が必要だ」と言っていました。

彼はトライアングルの最も重要な鍵は「使命」だと考えていたため、私に教える時も、常に「使命」から始めていました。

なので、彼のビジネスには使命が常にベースにあります。

「もしその使命が明確で、しっかりとしたものであれば、最初の10年間に経験するビジネスの試練を乗り越えられるだろう。ビジネスが大きくなり、その使命を忘れたり、その使命が必要でなくなってしまったら、ビジネスは衰退し始めるだろう。」 

こういったことから、精神的な理由は、ビジネスが存在するために必要なのです。

リッチダッド・カンパニーは、「人々のお金に関する幸福度を向上させること」を使命とし、それに向かって前進しています。

私たちが大きな成功を収めることができたのは、精神的な使命とビジネス上の使命を明確にし、忠実に遂行してきたからです。

私たちが使命を明確にすることにより、その使命に共感を持った個人や団体が集まってきます。これを運がいいだけだと言う人もいますが、私は、自分たちの使命に忠実だったからこそだと信じています。

年月が過ぎるにつれて、精神的な使命とビジネス上の使命を強く一致させることの重要性について、金持ち父さんは正しかったのだと思うようになりました。

実際、これは精神的な使命とビジネス上の2本柱で1つの使命なのです。

正直なところ、私のすべてのビジネスがリッチダッド・カンパニーのように2つのしっかりとした使命を持っているわけではなく、他のビジネスでは、精神的使命よりもビジネス上の使命が強いビジネスもあります。

チーム

金持ち父さんはいつも「ビジネスはチームスポーツだ」と言っていました。

そして、「投資はチームスポーツだ」とも言っていました。

「E(従業員)やS(自営業者)のクワドラントにおける問題は、チームを相手に1人で試合しているという点だ」とも言っていました。

このチームワークについての教えは、勢いがあり成功するビジネスを立ち上げたいと思っている人にとって、とても重要だと思っています。

そしてこれこそが、私がビジネスで成功した重要な鍵の一つです。

ビジネスと投資はチームスポーツであり、ビジネスは毎日がテストの連続だということを絶対に覚えておいてください。

学校でいい成績をとるためには、1人でテストを受けなければいけません。しかし、ビジネスで成功するためには、1人ではなく、チームでテストを受けて、成功につなげていきます。

チームには、外部のアドバイザーも含まれます。

基礎がしっかりとした、成功するビジネスを立ち上げるためには、会計士、税理士、弁護士といった人たちからの適切なアドバイスが必須です。

不動産ビジネスをするなら、不動産業者はあなたのチームで重要な役割を担います。

このようなアドバイザーを雇用するためには高額な費用が必要かもしれません。しかし、彼らのアドバイスは、会社が成長する途中にある落とし穴を回避させながら、あなたがしっかりとしたビジネスを作り上げるために役立ちます。そうすることで、投資のリターンも信じられないほど大きくなります。

リーダーシップ

B-Iトライアングルの次なるステップは自ずと「リーダーシップ」になります。

なぜなら、リーダーはすべてのチームで必要な存在だからです。

リーダーの役割は、夢を追う人、チアリーダー、現場監督の3つが組み合わさったものだといえます。

リーダーは「夢を追う人」として、企業の使命に焦点を合わせて取り組み続けなければいけません。

リーダーは「チアリーダー」として、ビジネスの成功と、企業の使命に向かって、チーム一丸となるようにチームメンバーに激励を飛ばさなければいけません。

リーダーは「現場監督」として、使命を達成しようとするチームを邪魔する問題に対して、重要な判断を下さなければなりません。

最終的な使命に常に焦点を合わせながら、断固たる行動をとるという他人にはない能力を備えている者が真のリーダーの定義です。

キムと私は、リッチダッド・カンパニーにおける、リーダーの仕事を以下の3つに絞っていました。

  1. 内部から会社を強化する
  2. 外部に会社を拡大させる
  3. 純利益を成長させる

これらすべてが急激に成長する中で、私たちの会社は順調に事業を拡大させていきました。

ナイロン製財布の会社を経営しながら、会社をつぶすことなく、リッチダッド・カンパニーは成長し、強くなっていきました。

私たちがお互いの共通のお金のために協力して働いた結果、リッチダッド・カンパニーは成長したのです。

ライセンス契約を交わした戦略的パートナーから生み出されたすべてのお金は、共に協力して働いて得たお金でした。

競争ではなく、協力することで、戦略的パートナーはお金持ちになり、私たちもそのようになったのです。

リッチダッド・カンパニーはとてもうまく設計された会社だったと思っています。それは、ビジネスが成長するように設計されていました。

私たちはチームの才能を活かして、知的財産を構築・保護し、世界中でライセンス契約を結んで、知的財産をうまく利用していきました。

そして私は、このプロセスの中で、私たちを成功に導く理想のチームを手に入れました。

私が望んでいた世界を垣間見るだけでなく、今、キムと私は、夢見たよりも素晴らしい世界で暮らしています。

それは、まるで魔法のようです。

経済的にも、暮らしにおいても快適ですが、人生においてとても多くの変化をもたらしてくれたという意味で「本当の魔法」だといえます。

Robert Kiyosaki

ロバート・キヨサキ

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