金持ちは悪なのか?
多くの人は、資本家は貪欲で、腐敗し、邪悪であると思っています。
確かに、そのような資本家もいるかもしれません。
しかし、真の資本家がしていることを見ると、
彼らは、生活をより良くする場合にのみ利益を上げ、それはたいてい私たちの時間とお金を節約してくれるのです。
例えば、ライト兄弟は人類で初めて飛行機で空を飛びましたが、
その後、資本家が航空産業を築き、大衆が安全で手頃な価格で飛行できるようにしたのです。
近頃はあまり飛行機に乗って旅もできませんが
パンデミックが起きる前までは、私は喜んで航空券代を支払っていました。
あなたもそうかもしれません。
なぜなら、飛行は「歩行」よりも簡単で、速く、そしてはるかに痛みが少ないからです。
携帯電話にも同じことが言えます。
私は、世界中どこにいても仕事ができます。
そのおかげで私の生活が楽になり、豊かになるのですから、携帯電話の使用料も喜んで支払っています。
トーマス・エジソンが創業したゼネラルエレクトリック社は、電気で人々の生活を便利にしているだけでなく、医療技術で寿命を延ばしています。
ゼネラルエレクトリック社の医療製品が私の生命にもたらす恩恵に対して、私は喜んでお金を支払います。
Apple製のパソコンがなかったら、私はどうなっていたでしょうか?
もしスティーブ・ジョブズが、私のような技術にうとい人間でもパソコンを簡単に使えるようにしてくれなかったら、私は金持ち父さん貧乏父さんを書くことはなかったかもしれません。
私はパソコンに費やす数ドルで、毎年数百万ドルを稼いでいます。
私の言いたいことは分かっていただけたと思います。
資本主義システムを搾取する、貪欲で、ひねくれた、怠惰な人々がいるのは事実ですが、彼らは真の資本家ではありません。
では「金持ちは悪」という暗示が私たちの根底にあるのはなぜでしょう?
それは学校が「金持ちは貪欲である」という暗示を教えるからです。
私たちの学校制度は、賃金労働者階級、つまり就職のために学位を取得する人を生み出しています。
学校は金持ちに不快感を抱かせ、金持ちが労働者を搾取している!と主張はするものの、結局は学校がその労働者を生み出しているのです。
給料の高い職を求めて卒業した学生たちは、すぐに資本主義というクモの巣に飛び込んでしまいます。
それは資本主義が必ずしも悪だからではなく、教育制度が学生を現実の世界に向けて準備させることを怠っているからです。
お金の教育をしなければ、生徒は資本主義の犠牲者になるように教え込まれます。
「金持ちは貪欲である」という学校制度の信念は、自己達成的予言になるのです。
ですから私は、若者こそ、真の資本家になるために学んでほしいと思うのです。
ロバート・キヨサキ
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