失敗で落ち込む人生からの脱却

失敗で落ち込む人生からの脱却

失敗で落ち込む人生からの脱却

1978年、私はゼロックス社でコピー機を売るセールスマンとして売上ナンバーワンになりました。
セールスの拒絶される恐怖と恥ずかしさを克服したのです。

「売る力」は起業家として最も重要なスキルです。

ゼロックスでは当時人見知りだったにもかかわらず、起業家としての第一のスキルである「売る力」を身につけることができました。

その後私はゼロックスを退職し、同じ職場で働いていた友人と一緒に、ナイロンとベルクロ製のサーファー用財布の会社を立ち上げました。

私が会社を辞めるとき、受付のイレーヌが微笑みながら言いました。
「あなたは失敗して、また戻ってくるわよ。」
イレーヌは長年にわたり、私のような若い敏腕営業マンが起業し失敗して、ゼロックスに戻ってくるのを何度も見てきました。

いよいよ、初回出荷分10万個のナイロン財布が到着しました。
販売を始める時が来たのです。
友人も私も興奮し、そして怯えていました。

その友人と私のビジネスは…まずは成功しました。
その成功は予想以上で、財布は世界的なヒット商品となりました。
スポーツ雑誌、ランニング雑誌、サーフィン雑誌、そしてプレイボーイにまで取り上げられました。

お金がどんどん入ってきました。
私たちはアメリカンドリームを叶えたのです。
億万長者になりました。

しかしその後、私たちは壁にぶつかり、すべてを失いました。
失敗は、素晴らしい、本物の教育でした。

ゼロックスを辞めた日、私からイレーヌへの返事は「失敗するだろうけど、絶対に戻らないよ。」でした。
そして、私は決して戻りませんでした。

私は成功し続け、失敗し続けました。
どんなに成功しても、どんなに金持ちになっても、私はこれからも成功と失敗を繰り返すでしょう。

大きな失敗をプラスに変えていくサイクルは、ナシーム・タレブ「アンチフラジャイル」と呼ぶものです。

大きな失敗や変化はむしろ喜ばしく、大きな利益を上げるには不可欠という考え方です。
これを目指しましょう。

タレブは、人間には3つのタイプがあると言います。

タイプ#01

高級陶磁器のティーカップのように脆い人間。
壊れやすく、壊れたら直すことができないので、大切に扱う必要がある。

タイプ#02

プラスチックカップのように丈夫な人間。
人生の衝撃に耐えることはできる。問題は、プラスチックカップは学習して成長したり、それ以上強くなったりしないので、落下したり乱暴に扱われることにメリットはない。

タイプ#03

アンチフラジャイルな人間。
彼らは、学習し、適応し、成長するために、逆にストレスや挑戦、苦難を必要とする。

アンチフラジャイルな人は、
逆に過保護な状況にいると、弱くなり、硬直化していきます。
人が1ヶ月間ベッドで過ごせば、筋肉が萎縮してしまうのと同じです。

神経質なほど過保護な親や教師が、現実世界から子供を守るとき、彼らは子供の未来を傷つけているのです。

このような不確実な時期において
自分や家族の状態が心配であれば、失敗を喜びとするような、アンチフラジャイルを目指す時 です。

Robert Kiyosaki

ロバート・キヨサキ

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