暴落市場で儲ける5つのルール

暴落市場で儲ける5つのルール

多くの投資家は20-10-5サイクルの存在を信じていません。

しかし、それに注目している投資家はいるのです。

簡単に言うとこの理論は、株式市場は20年間は順調だというものです。

20年が過ぎると市場が下落し、次の10年間は原油、金、銀、不動産、ガス、大豆など、商品価格が上昇します。

20-10-5サイクルの5は、1987年に起こった株式市場の暴落、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件など、5年ごとにある悲劇が起こることを意味します。

金持ち父さんはこのように言いました。

「株式市場は20年の間、投資市場を支配する。20年が近づくにつれ、市場が暴落する可能性が高まる。その暴落後、株式市場は10年間下落する傾向がある。株式市場が下落している10年の間、金、銀、原油や不動産などの商品が投資の世界を支配する。そして、5年ごとにある種の大災害が起こるのだ。」

私はこのサイクルに合わせませんが、これを意識していると、市場は変化するものだということを絶えず思い出させてくれます。

また、チャンスのない場所に留まるのではなく、さまざまな市場で投資のチャンスを見つけるべきであることも思い出させてくれます。

2000年から2003年の間に、数百万もの投資家が株式市場で損失を出したのは、株式の20年サイクルが終わりを迎えたからです。

20-10-5サイクルに従わず、多くの投資家は商品市場に移ることもせず、株式市場でただ状況が改善されるのを待っていました。

1996年、が株式市場への積極的な投資をやめ、そっと商品市場に移り、銀などの有形資産に投資をしていると報告されました。

同じ年に私も株式市場から撤退し、原油と金の市場に参入しました。

なぜか?

それは市場サイクルが変化していたからです。

月が移り変わるように、どんな市場も変化するのです。

チャンスのある場所

市場の暴落は購入に最適な時期だと言えます。人々はパニックに陥り、売却することに集中しているので、良い取引からはほど遠い状態にあるからです。

キムと私は1991年にこのことを初めて目の当たりにしました。アリゾナ州のフェニックスに引っ越し、あちこちの物件を買い出しました。

アマチュア投資家はお金に対する責任から自由になりたがっており、実際、私たちに電話をしてきて自分の不動産を手放すために支払いたいと申し出てきました。

私たちは喜んで引き受け、最終的に間違いなく勝利を得たのでした。

この時期にたくさんのお金を稼ぎ、1994年までに引退することができたのです。

暴落は私が大好きな購入時期ですが、市場に対する計り知れない悲観論が購入するのを難しくもさせます。

あなたの家族や友人、もしかするとあなたのファイナンシャル・アドバイザーまでもが、あなたのことを絶対に頭がおかしいと思って「大きな間違いを犯す」のを阻止しようとするでしょう。

1990年代後半、私たちが金を1オンス275ドルで購入したときのことを思い出します。

いわゆる専門家たちは、当時ハイテク株とドットコム株を支持しており、金の購入を控えていました。しかし、私たちは驚くべきほどの価値を手にしていることを知っていたのです。 

今や金は1オンス1,300ドルを上回り、私たちは間違いなく正しい判断をしたと言えるでしょう。

幸い、自分の直感を信じることができ、幾度となく自分たちのために効果を発揮してくれる戦略に従ったのです。

人々は「投資は危険だ」という警告にもぴったり同意するでしょう。

しかし、注意すべき重要なことは誰もが同じように「投資」を定義しているわけではないということです。

多くのアマチュア投資家は、不動産市場が過熱して価格が高騰したときに買い入れ、住宅価値が上昇し続けてくれる期待を胸に投資をしました。

おそらく彼らは不動産を転売目的で購入し、すぐに50万ドル稼ぐという計画があったのだと思います。キャッシュフローではなく、キャピタルゲイン目的の投資はまさに危険の定義そのものです。

キムと私のように経験豊富な投資家は、不動産投資の基本を理解しています。

投資はギャンブルであるべきではないのです。

優れたキャッシュフロー目的の投資は、しっかりとしたお金の教育を受けることで成り立ちます。基礎を知り、それに従うことで多くの投資リスクを取り除けます。

もちろん、リスクの要素は常にありますが、健全な投資戦略を守り、マイナス面をカバーする方法を忠実に守れば、リスクを大幅に削減することができます。

新たなバブルの脅威が迫っても、キムと私は投資を続けます。

ほとんどの人が株式や不動産市場の暴落を恐れているのはわかりますが、彼らが生涯にわたって教えられてきたこととは逆に、景気後退は繁栄のための絶好のチャンスなのです。

そのチャンスが私たちのもとにやってきたのは、不動産市場が暴落した2007年。私たちが多くのお金を稼いだ年です。

暴落は金持ちになるには最高の時期なのです。

上げ相場と下げ市場でお金を稼ぐ方法

市場は上昇することもあれば、暴落もします。

上昇や下落にかかわらず、重要なことはあらゆる市場の状況に備えることです。

  1. 投資先を知る

    悲しいことに、ほとんどの人は退職金が何に投資されているのかさえ知りません。
    お金は小切手から引き出され、管理された投資口座と呼ばれる特別な場所に移り、ファイナンシャル・マネジャーと呼ばれる魔法使いによってあちこちに移動されられます。
    どの市場でも成功するための最初のステップは非常に明らかですが、軽視されすぎています。あなたのお金がどこに投資されているかをちゃんと知ってください!

  2. どのように運用するかを知る

    自分のお金が何に投資されているのかが分かれば、今度はその投資がある特定の市場でどのように運用されているのかを知る必要があります。
    例えば、金利が大幅に引き上げられれば、株式と債券が下落します。このような株式がほとんどの投資家の退職金口座の穴埋めをする可能性が十分にあります。
    そのため、このような市場においては金利が上昇する 前に不動産へ投資する時かもしれません。

  3. 教育を受ける

    これは、市場についてのアドバイスを聞くだけでなく、自分自身を教育することによって、今後起こることを予想し、備えることができることを意味します。
    お金の教育に投資することを考えていないのなら、ぜひ401kにお金を蓄え、そのまま置いておくことをお勧めします。方法や理由を知りもせず、お金を移動させるよりも安全です。

    しかし、どの市場でもお金を稼げる備えをしたいのであれば、そのお金を自分のためにどのように働かせるのかを理解する必要があります。

  4. リスクをゆっくりと削減する

    適切な教育があれば、市場の先行きや、現在の資産配分が今後の市場でどのように運用されるか、そしてどれくらいのリスクがあるのかがもっとよく分かります。
    これによって、リスクを最小限に抑えるための適切な調整を行い、市場が上昇や下落しようとも、うまく機能するポジションにつくことができます。そして、終着点に向かうことができます。

  5. ペアで購入する

    プロの投資家は常にペアで購入します。
    1つのポジションは成長のため、もう一つは保護のために。
    例えるなら、株式市場や金融資産に巨額を投資していれば、貴金属や商品に保険をかけたくなるのと同じです。

    不動産を購入するなら、その不動産の保険も買っておきたいでしょう。
    例を挙げるときりがなく、そのためにはもちろんお金の教育を受ける必要があります。
    しかし、投資はそれだけの価値があるものなのです。

Robert Kiyosaki

ロバート・キヨサキ

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