新しい時代で成功する「考え方」

新しい時代で成功する「考え方」

新しい時代で成功する「考え方」

今のような新しい世界で、あなたが選べる道はたった2つ。

1つ目は「お金の知識を増やし、富を築くために学ぶこと」。

2つ目は「どんどん貧乏になり、政府やお金持ちに頼って面倒を見てもらうこと」。

今、私たちは人類の歴史の中でも、大きな分岐点に立っています。学校へ行き、安全かつ安定した仕事に就き、長期にわたって投資をするという時代はもう過ぎ去りました。

私たちは今、「起業家精神」が必要とされる新しい時代にいるのです。

今日において、起業家になるための障壁はほとんど存在しません。

しかし、誰もが手に入れられるようになったチャンスを自分のものにするには、「起業家の考え方」という全く新しいものが求められます。

実際のところ、多くの場合は、物の見方や考え方が、人生で成功者となるかそうでないかを分けることになります。

私が早くに起業家および投資家として活動し始めた理由の1つは、E(従業員)やS(自営業者)のクワドラントよりも、B(ビジネスオーナー)やI(投資家)のクワドラントでうまくやるための学習期間を人生の中で設けることができたからです。

もし私が、自分の会社を所有して、自分のために投資をすれば、人生を誰かにコントロールされたり、稼ぎがいくらか、いつ休暇が取れ、いつ退職できるかなどについて心配する必要がなくなるということはわかっていました。

劇的に変化する時こそ、絶好のチャンス

私たちがこれまでに知っていた世界は、もはや存在しません。先ほど述べたように、安全で安定した仕事を探し求める時代は過ぎ去ったのです。
しかし、これは将来に全く希望が持てないということを告げるメッセージではありません。

希望とチャンスを告げるメッセージなのです。

どういうことでしょうか?

それは、この数ヶ月のように、状況が劇的に変化した時こそ、絶好のチャンスの時でもあるからです。

例を挙げてみましょう。

2007年、サンフランシスコに住んでいたブライアン・チェスキーとジョー・ゲビアは、リビングルームでエアマットレスをレンタルするというアイデアを思いついていました。

その年の12月が世界金融危機の始まりとなりましたが、彼らにとって、チャンスへの扉が開くなんて、夢にも思っていませんでした。

Airbnb(宿泊施設・民宿の予約サイト)は、「ホテルに宿泊するには、お金がなく手が出ない」といった人向けに、短期滞在宿泊施設の市場を開拓しました。2009年には一流のベンチャーキャピタルから資金援助を受け、爆発的な成長を遂げています。

メガネブランドのWarby Parkerは世界金融危機の真っ只中に設立されました。

同社の創業者は、手ごろな価格のオシャレなメガネをオンラインで購入することができないという、市場の致命的な問題点に目をつけました。

同社は、顧客の財布の紐が堅くなっているというチャンスを利用して、このチャンスに資金を投入していきました。

結果、同社はメガネビジネスを大きくするだけでなく、消費者へ直接販売する小売業(DTC)やインターネットによる通信販売(eコマース)のビジネスにおいても、リーダー企業へと成長していきました。

起業家に必要な強さを身につける

多くの「専門家」は、「起業家は、資本不足が原因で失敗している」と言っています。

しかし、起業家が失敗する原因は別にあります。

資本不足に陥ることは課題ではありますが、多くの起業家が失敗する原因にはなりません。

それどころか、世界に飛び出して、挑戦をし、時には失敗もするという過酷な練習をすることで、起業家としての知識や能力に磨きをかけるのにむしろ役立つものなのです。

私はこれこそ、起業家としての強さをつける練習だと考えています。

誰かが「彼女はラッキーだ!」「一夜にして成功をおさめたらしいぞ」というのを聞くと、それを面白がっている自分に気づきます。

ほとんどの人は、彼女らが起業家として成功した裏に隠された「真実のストーリー」を分かっていないからです。

彼女らが成功した理由は、成功の秘密をきちんと学んだからです。

それは、「リーダーシップの秘密」です。

始めたばかりの起業家のほとんどが失敗する主な理由は、何だと思いますか?

簡単に言えば、彼らには起業家として、コアとなるトレーニングや苦しみに耐えるだけの強さが十分に足りていないからです。

これを「ガッツ」と言う人もいれば、忍耐と言ったりする人もいます。

軍隊では、自分が可哀想だという気持ちを忘れさせるために、こんなふうに言うかもしれません。

「立て!さぼらずにさっさとする!いじけない!ふくれっ面しない!親指をしゃぶらない!もう一度やれ!お前のママの方がおまえを恥ずかしく思っている。ママは休む時間もなく、家族のためにずっと働いて、お前よりもたくましい。」

ここで言いたいことは、お分かりですよね。

さて、多くの起業家が失敗するもう一つの重要な理由は、私たちの教育制度では、起業家になるように教育するのではなく、従業員になるように教育しているからです。

従業員の世界と起業家の世界は全くの別物です。特に大きな違いの一つが、給料の概念です。

給料について考えてみると、あなたの給料を支払う人があなたの人生をコントロールする人だということがお分かりでしょう。

もしあなたが、過酷さに耐えるだけの十分な強さがあるのなら、あなた自身がその人物になれる可能性があります。

従業員は自分の給料を受け取れないと、仕事を辞めて新しい職を探しますが、起業家には、何年も給料が受け取れないことがあっても、経営していけるほどのたくましさが必要になります。

もちろん、給料は必要ですが、起業家としての強さをつけるためには、従業員であり続けることをやめなければなりません。

副業を始めるのは気楽な方法ですが、実際に、どこかのタイミングでその状況から離れて、全力で起業家として取り組むことが必要になってきます。

起業家になれるのは誰か?

私が25歳で、経済的な自由を手に入れるための旅に出発しようとしていたとき、金持ち父さんも貧乏父さんも、私が学業の面で、優秀な学生ではないことに気づいていました。

学校で成績最優秀者だった貧乏父さんは、「おまえはゆっくりと学んでいくほうだね」と私に言っていました。

私は地頭がいい方ではないので、金持ち父さんは、「ゆっくり学んで、それが一生涯使える知識になるように全力で頑張りなさい」と言っていました。

そして、「強い願望があれば、それが、理屈ではたどり着けない場所へ連れて行ってくれるんだ」とも言っていました。

私は、50歳になって初めて世界的なベストセラー本を書きました。

しかし、高校では作文能力が低かったために、2度も落第点を取ったことがあります。

それでも、ニューヨークタイムズのベストセラー本に何度も選ばれたというこの事実は、理屈で考えられるものではありません。

大学卒業直後、同級生のほとんどが、私よりも多くのお金を稼いでいました。

しかし今では、学校で成績が良く、高給の職業に就いた彼らよりもはるかに多くのお金を稼いでいます。

なぜなら、私は人生の船出までに時間がかかり、人生の後半で経済的に成功したからです。

さらに、私は知識を吸収するのに時間がかかるので、取り組み始めてから、必要な教育と経験を得るのに人よりも時間がかかってしまいました。

何度も諦めたいと思うことはありましたが、こつこつ勉強して、決して諦めないことで、知っておくべきことを発見したのです。

それは、年齢に関係なく、あなたにお金があろうとなかろうと、投資の勉強を続けることです。

毎日、何か新しいことを学び続ければ、投資をうまく進められるようになります。

良いニュースもあります。

それは、ミレニアル世代からベビーブーマー世代まで、前向きに一生懸命取り組めば、誰でも起業家になれるということです。

人はそれぞれ強みを持っており、それを活かして起業家として困難な壁を乗り越えていく中で、学ぶべきことがあります。

つまり、それは単に起業家の考え方を持っているだけ、あるいは自分を起業家と呼んでいるだけでは十分ではないということです。

あなたは、実際に行動を起こさなければならないのです。

Robert Kiyosaki

ロバート·キヨサキ

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